みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

叔父の庭。( 2018.秋 )

2018-11-01 14:00:00 | 山野草 ( 雑草 )

叔父に、自作の庭を案内して貰いました。



「今は、花が一番少ない時期だよ。」
と言いながらも丁寧に説明してくれました。

叔父は、山野草の栽培家です。





手折って渡してくれたのは、シモバシラという植物。

花が霜柱に似ているのではなく、
冬になると、根本に氷柱が出来るのが名前の由来のようです。




これは、ヤマシャクヤクの実で、濃い紅花だそうです。



ヤマシャクヤクの花は一般的には白く、
稀に黄色もあるとのこと。


で、こちらは斑入りの薔薇ですが・・・
このような変種を、ずっと探し続けて来ているようです。




栽培家同士で交換もするようですが、
変種の他、新種を見付けるのも得意なようです。


斑入りのリンドウは、透き通った青色です。




斑入りのツワブキ。
写真では分かり難いのですが、花びら一つ一つの濃淡が異なります。




スプレータイプのツワブキもあります。




ダイモンジソウの種類は、もともと多いです。
ユキノシタの仲間ですが、ユキノシタではありません。









崖などに自生する「ヒトツバ」というシダ植物ですが、これも変種です。







同じ斑入りでも、斑の入り方は様々です。





こちらはツルニンジンで、不思議な色をしています。




叔父は、苦労して栽培したものでも、
山野草が好きな人だと知ると、快く分けてくれます。

販売もしています。




なのに、叔父の庭は 度々盗難に遭っているようです。

基本、様々な許可を得て、自力で山野草を探し
生育環境を熟知した上で、苦労を重ねて栽培しています。


ここで、お願いです。

叔父の庭に限らず、
どこかで 珍しい、好きな植物を見付けてしまったら
その場所から根こそぎ持ち去るようなことは
しないで下さい。



帰りに、お土産を貰いました。(*^^*)

 

 
ダイモンジソウ・ノコンギク・ホトトギス他・・・色々。


母には、
「嫌だー! 雑草を貰って来ないで!」
と、叱られましたが・・・ 
敷地の縁や石垣に、しっかり植え付けてしまいました~ (*^^*)


わかる人にはわかる。
わからない人には全くわからない。


それが山野草の世界・・・ なのでしょうか。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苔 ( コケ ) を探せば果てしなく・・・

2018-10-31 17:27:00 | 山野草 ( 雑草 )

道端に苔が生えていたとして、
じっくりと眺めたことがあるでしょうか。

私は、これまで一度も ありませんでした。

苔の種類は非常にたくさんあると聞いてはいますが、
とりあえず周辺の苔を探してみることにしました。


まずは、理科のでお馴染みのスギゴケです。
教科書通りの御姿です。

苔は、朝方のお日様の光がさし始めた頃が
一番元気そうに見えます。




で、これはヒノキゴケっぽいのですが、
スギゴケだろうと思います。




ならば、これは何でしょか。
やはりスギゴケか・・・




ゼニゴケのようです。




こちらは、その延長線上にあるような苔なのですが、
ちょっと触手 (?) が長いです。




盆栽などに使われる「イワヒバ」↓ 
という植物に似ているので、画像を並べておきます。





ハイゴケでしょうか。





これもハイゴケ? ( 朝方です )




ホソウリゴケか・・・ びっしりと詰まっています。
触り心地も良かったりします。





緑青を好む植物があるようなのですが、
銅板屋根の、雨だれの落ちる場所に生えていました。↓

珊瑚のように伸びていますが、地衣類だと思います。
苔は葉緑体を含んで緑色をしているのですよね・・・




ラッパのような形のものもあります。




これも ウメノキゴケという地衣類のようです。




でも、こうなるとダケ(キノコ)に近い気も。
キクラゲみたいな・・・ やはりウメノキゴケなんでしょうか?





こちはら、マメヅタというシダ植物だそうです。





もっと分かり難かったのが、
この樫の木の幹に付いていた苔みたいな植物。

朝方は葉を広げて・・・




夕方になると萎んでしまうのです。

ウチワゴケという、シダ植物のようです。 




苔もシダも地衣類も奥が深そうです。
調べてみると面白いかもしれません。


テラリウムでも作ってみますか? (^_^;)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白いナンバンキセル他・・・

2018-08-20 19:19:19 | 山野草 ( 雑草 )

「ここに、奇麗な花が咲いているよ。」

と言われて覗いてみたのですが、
見たことがあるような、無いような・・・


>


なんだか、物凄いヤブの中。

あまり足を踏み入れたくは無いのですが、入ってみるしかありません。
辺りに生えているのは食用の「ミョウガ」のようです。

でも、ミョウガの花では無いのです。

母が、「ナンバンキセル」だと教えてくれました。


白いナンバンキセル?



私は、初めて見たような気がします・・・ (・∀・)


こちらは、隣に咲いている普通のナンバンキセル。





そして、ついでに・・・
別の場所に咲いていた「ヤブミョウガ」の花です。
ミョウガではなく、ツユクサの仲間のようです。





自然薯(じねんじょ)の花も咲いていました。





地味に、猫が大好きなマタタビの葉・・・





ワサワサと咲いているのは、タラの木の花だと思います。





それから、こちら・・・
地元の人も名前が分らずに悩んでいるという花。



最近、自然の中に突然現れたらしく、
私も不思議に思って写真に撮りました。

似たようなものを見たことがあるような無いような・・・(T_T) 


よくあるのが、渡り鳥が種を運んで来たとか、
飛行機が落としたとか、荷物に付いていたとか、
そんな類の植物なのかなと思ったりもします。


気候の変化と共に、
自生するものも変わって来ているのかもしれません・・・ (;´・ω・)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然の・・・

2018-05-09 21:30:00 | 山野草 ( 雑草 )
実家周辺の谷川という谷川に自生しています。
葉ワサビです。




主に葉を食べるタイプのようで、根茎の部分は少ないです。



水で洗って、塩漬けにしてから徐々に加工するようです。
焼味噌の具だとか、酢漬だとか・・・
なんだか、考えただけで鼻がツンツンして来ます。


こちらは、天然の「藤の花」で、
特に珍しくもなんとも無いのですが、
これには、花房の長いものと短いものがあります。


短いタイプ↓




長いタイプ↓



白い花が付くものも、たま~に見かけます。



こちら↓は、山の中に自生する「セッコク」という蘭です。



色々な種類があるようなのですが、
私が子供の頃から知っている「セッコク」は、この種類のみです。


白い花なら、この時期、いくらでも咲いているのですが・・・




葉を見る限り、ミズキなのかしら?




ウツギなのかしら? 何なのかしら?



あまり気に留めたことが無いような花が沢山咲いていました。

昨年帰省した時より、少し季節が進んでいました。
花期の終わったものが多かったです。
雨が降ってから急に寒くなり、
5月だというのに、朝晩はストーブが必要でした。

あぁ、そうだ・・・
湿度が高くなると、夜の羽虫が元気に飛んで来るのです。
そして、それを捕らえて食べようとする虫も出て来ます。

どの虫も突然出没するので、夫や私でも、ビックリ!でした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野生の花。( 雑草かも )

2017-05-02 19:00:01 | 山野草 ( 雑草 )
シャガ




フジ




古い橋桁に生えたフジ。 ラピュタみた~い♪


マンネングサ




ヤマツツジ


カワツツジ


アケビ




ノバラ


スミレ




キケマン・・・なのかな?






最後に、天然の花園。(?)



赤ずきんちゃん、道草しちゃダメだよ・・・。

帰省7日目。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする