みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

Uターンの予行練習をして来ました。(その2)

2019-03-30 23:59:59 | 郷里 (田舎暮らし)

次男に、卒業式の日に就職先から配属通知書が届き
現在の住まいからは随分遠くなって中国地方に赴任します。
明日出発です。




この春に同じく、3人目のお子さんを就職させる親御さんと
話をする機会があり、子供の食生活の乱れは共通の悩みのよ
うでした。

「子育ては、寄せては返す波のよう。」
とは、よく言ったものだと思います。
寄せては返しを繰り返し、いよいよ遠く離れていく気配です。


それにしても夫は・・・ 
東京の住まいでは、PCばかり眺めてゴ~ロゴロ。
あの、伐採していた勢いは何処へやら・・・と思いきや、
滑車や集材機を調べたりして、伐採木の運搬について猛勉強中
でした。

ベランダの植木を剪定していた時から薄々気付いてはいたの
ですが、植物が密集して間延びしているのは、我慢出来ない
ようでした。私の時計草を夫が突然ちょん切ってしまった頃
から、伐採の構想は、あったのだろうと思います。

やりたいこと、好きなこと、家族でも其々なので
この先、私の夢や理想とかけ離れていくのは致し方ないこと
なのかもしれません。



これは、かなり大きめの寸胴でした。(2月26日~28日)




でき上るのは、米一斗と大豆5升分のお味噌。




米麹は、いつ見ても綺麗です。




食べて、知り合いに差し上げて、余るようなら売るそうですが
「余るようなら売る。」という言葉を新鮮に感じました。

自給自足とは、そんなものかも・・・





あと3年くらいで、こんな作業も出来なくなると言います。


それより先に、肝心の稲作が難しくなりそうです。





コスト面では限界で、我々子供は安易に引き受ける
ことが出来ずにいました。

「自分で食べる分だけ」が、
実は、とても難しくなっています。


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Uターンの予行練習をして来ました。(その1)

2019-03-16 00:08:08 | 郷里 (田舎暮らし)

お久しぶりの投稿になってしまいました。

新年のご挨拶も出来ないままでしたが
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。





私事ですが、色々あって昨年の師走より
東京~高知を車で二往復しました。
時期を同じくして夫が赴任先で定年を迎え、
未だに慌ただしくしています。

まだまだ完全な引っ越しとはなりません。
全ての手続きを終えて住民票を移すのは、
来月中旬になりそうです。

そんな中、夫の退職前後の精神的負担は大きく、
度々体調を崩していたものの、
1月下旬に法要のために再度帰省してから後、
40日間ほどを過ごすうちに、非常に元気になりました。

自分の好きなことをするのが一番の療養になったようです。


さて,その「好きなこと」についてですが・・・
予定通り小さめのチェーンソーを用意して
最初の一刀目は「榊の木」となりました。


素人なので軽装備です。
素手である上にスキー用のゴーグルなどしています。







まずは、プロ(同い年)にお手本を見せて貰いました。

切り倒してから数年経過しているようですが
樹齢60年くらいの杉です。





創作(工作?)用に輪切にしているようでした。






チェーンソーを使い始めて三日目の作業風景。





ずっと机仕事の人でしたが
直径30cmくらいまでの木なら素人でも大丈夫だと言いながら
一人で伐採を進めてしまいます。

赤樫、白樫、椿・・・ 




あっという間に「薪」にしてしまいます。






破竹(はちく)林も整備しました。

孟宗竹(もうそうちく)は、大きくて非常に重いので、
安全面でも体力面でも到底無理だと諦めた様子。





一気に3.5㎏も減量してしまい、
足や腕に筋肉が付き始めていることに驚かされました。




近くの漆(うるし)の木を枯らしてみることにしました。

これまでに色々な人が、この漆の伐採を試みて失敗している聞き、
寒くて勢いのないこの時期に試してみることにしました。





こればかりは突然伐採するわけにもいかず
使い捨ての古いドリルで幹に穴を開け、除草剤を入れてみるという・・・
一時期巷で(悪い意味で)流行っていた方法を試します。

特に、かぶれることもなく作業は無事終了しましたが
果たして完全に枯らすことが出来るのでしょうか・・・?






全ては「練習」で「奉仕」なのですが、
日頃の運動不足のせいで筋肉痛や手のしびれを感じながらも
飽きることなく頑張っていました。

年齢的な限界は承知しているようで、
自分の出来る範囲内で挑戦して行くつもりのようです。





そんな夫を見ていると、
また、この場所で生きていけるような気がしたのです。


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