みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

収穫の秋 (ウン十年振りに稲刈りを手伝う)

2018-10-29 17:44:44 | 郷里 (田舎暮らし)

10月に帰省したのは初めてのことで、
稲刈りを手伝うのは、子供の頃以来です。

天候不順が続いたため、実りは良くないようです。
台風で稲が倒れていますが、それでも収穫が出来るのは幸いです。




二ヵ所の田んぼを、母が一人で管理しています。
上手く消毒が行き届かず、病気になっている個所もあります。

横に薄茶色の筋が入っているところが、稲の病気。↓




今年は、休田している個所もあり、
昨年の落穂が勝手に成長して、こんなことになっていました。↓



もったいないので穂を摘んでみたら、そこそこの収穫がありました。
母も私も初体験でしたが、
車で通りかかる人達も、代わる代わるに眺めて驚いていました。


稲刈り専門の業者さんにお願いして
刈り取って貰うようになったことが原因の一つのようです。




稲木を組んで稲を掛け、脱穀する手間は無くなりましたが、
大型のコンバインが通った後は、こんな状態になります。↓



田が乾いていないと、コンバインが強く踏み込んでしまうため、
落穂を拾うことが出来ません。
そのまま耕さずに水も張らないでいると、稲が勝手に生えてしまうようです。

何事もタイミングなんですね。



機械で刈れない場所は、前もって手刈りにしておきます。
外側一列は手刈りにしています。




春先に、母が一人でトラクターに乗って耕すのですが
近隣の稲作をしている人達の話によれば、
コンバインの踏み込みの強かった田では、
男性でも掘り起こすのは大変な作業になるようです。


田は、水の管理が重要です。
昔は、この辺りでは小川を堰き止めて引き込んでいました。




現在は、近くの小さな谷川から引くようになっていますが、
それも母には無理になって来ていて、
市内在住の弟が、休日に水の調節の為に帰宅し続けています。

我々が子供で、父が不在だった時には、母が一人でこの堤の溝↓に
角材を詰めて水量を調節していました。




川が増水した際には、非常に危険な作業になっていました。

昼夜関係なく出向いて堤の開閉をするのですが、
当時の様子を思い出すと、今でも胸が潰れそうになります。



今年の母の収穫。↓





N協さんの集荷場を見学して来ました。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰省後、しばらくのお仕事は・・・ (いつも、こんなもの)

2018-10-28 19:02:03 | 郷里 (田舎暮らし)

実家までの私道の掃除をすることにしました。
先日の台風の後、全く掃除が出来ていない状態です。

石ころや土。落ち葉でもって、物凄い状態に・・・
母一人では到底無理な作業です。

一昔前なら、近隣の人達と「お互い様」でやっていた作業です。




石ころは、車のタイヤのパンクの原因に。
また、このまま溝の掃除をしないで放っておくと、
冬季に、溝から溢れた水で凍結することになります。

スコップで溝から土をかき出すことにします。
落ち葉や苔の間から、沢山のミミズやサワガニが出て来ます。

ここは、本気の体力勝負。( 前日の運転でヘトヘトなのですが… )
一人で一気にやってしまいますよ。




それにしても・・・ この私道は長いのです。




まだ先がありまして・・・







足腰が痛くなるより先に、
左手親指と人差し指の間の皮が擦り剝けました、(´-ω-`)



年に一度、収穫の時期にしか使わないという旧道も整備しました。





私、ここを母のMT軽トラで二往復しました。 

コワイ~!  ( ;∀;) 左右に揺れる~! ガードレール無い~!





夫は、家屋周辺の草刈りなど行いますが・・・
( 見えているのは、実家の納屋です。 )




本業とは似ても似つかぬ作業でも、しっかりやって除けてしまう
超人的体力の持ち主。

これは・・・ Uターンの予行演習?


私はここで、生きていけるのかしら? (;´・ω・) 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道を走れば・・・( 母の運転免許の更新は合格 )

2018-10-01 18:48:48 | 郷里 (田舎暮らし)

母の運転免許の更新は、ギリギリの合格でした。

一番苦労したのは視力検査だったらしく
眼科で白内障の手術を勧められていたものの
様々な理由で、一時的に眼鏡を新調するより他なかったようです。


免許の更新が、死活問題になる高齢者は多いと思うのですが
年齢に関係なく、道路では常に危険が付きまとうので
更新時の厳しい検査と試験は、致し方のないことだと思います。


慣れた道では、少し横着になってしまい
慣れない道では、時々判断を誤りそうになり、
どのような道でも、どんな年齢でも、同じであるような気がします。



 



感覚や勘を培い、鈍らせないためにも、危険だから車に乗らないのではなく
危険だからこそ、ずっと乗り続けなければならないようなものかもしれません。





車に「四つ葉マーク」を貼っていると、
何故だか後方から煽られることが増えるようで、
怖がって、マークを貼らずに乗っている時期もありました。
煽り運転は、高齢者に限らず、初心者にもよく行われるようです。

本人の努力や前向きな気持ちだけではうにもならない事もあるので
母には、運転免許証を返上する日が来たなら
潔く諦めて貰うより他ないと思っています。

何にしても、高齢者が日常で直面している様々な「悩み」は、
いずれは、自分も必ず通る道でしかないようです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母に運転免許の更新日が立ちはだかる。

2018-09-26 18:34:34 | 郷里 (田舎暮らし)

緊張した声で、母から電話がありました。

「明日ね・・・ 免許の更新日なんだよ。」

  あまり緊張しないで頑張ってらっしゃいませ。(^_^;)

「更新出来なかったらどうしよう・・・」

  そんなに難しくないと思うよ。(^_^;)

「どうしよう・・・」

  『免許くれなきゃ嫌だ。』とか『生活がかかっているのに。』と泣いてみる?(^_^;)

「そういう人もいるらしいよ。」

   ホントに?・・・( ゚Д゚)


一人暮らしの母は、車の運転が出来ないと、もう何処にも出掛けられません。
買い物に行くことはおろか、仕事に行くことも友達に会うことも難しくなります。

今回の運転免許の更新は、本人にとって大きなストレスのようです。

「お母さんを引きとってみたら?」

と言われたこともありますが、
地元を一度も離れて暮らしたことの無い母が、
こちらの環境に適応できるような気がしないのです。

「何でも自分のことは自分でする。」
と思っているから、元気でいられるのかもしれません。

母も、何の策も練らずに更新を待ってはいません。

「認知体操」や「筋トレ体操」に積極的に参加し、
眼鏡を新しく処方して貰い、やっと明日の更新日を迎えます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

図書館って、芸術だったんだ・・・

2018-05-26 16:00:00 | 郷里 (田舎暮らし)

4月の末に、郷里に新しい図書館が完成したので見学して来ました。

係の方とのお約束で、オープンの日までUPすることを控えていました。

「何をそこまで」と思うのですが、
それはおそらく、町の総力を挙げて建てた大切なものだから。


それだけに・・・

初めて見た時には、大きな衝撃を受けました。




なに? なんなの? ( ゚Д゚) どうなっているの?










図書館全体に木の香りが漂います。






この図書館は、和の大家と称される建築家、隈研吾さんの作品。






故きを温ねて新しきを知る・・・ とは言いますが、
地元の木を用いての斬新なデザインです。








オープン前なので、まだ本は少なかったのですが、
これから蔵書が増えていくといいなと思いました。






変わらないものなんて何も無いですね。
時代と共に常に変化し、進化し続けます。





とは言え、図書館へは随分足が遠のいていて、
書店での立ち読みばかりになっている私めでございます。(*_*)

たまには図書館にも行ってみなければ・・・

そんな気持ちになりました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする