3DCG備忘禄

自分へ向けた3DCG関連の覚書きです。

3DF_Zephyr ワークフロー

2019-06-23 12:30:10 | フォトグラメトリー
3DF_Zephyr のワークフロー
※Steamの無償版で試しました。

①写真をまとめてドラッグ&ドロップする。
(無償版の写真は50枚まで)

②高密度点群生成する。
・このとき必要範囲を設定することで精度が上がる模様。
・高精細

③メッシュ生成

④テクスチャ付きメッシュ生成。
・最大ポリゴン数を指定
・テクスチャ枚数を選択1枚

⑤テクスチャ付メッシュを出力する。
・Obj/Mtl
・法線を出力
・ローカル表示基準システムにチェック


※)気付いたこと
・室内より屋外のほうが精度が上がりました。ライティングのせいだと思います。
いくつかのオブジェクトで試してみましたが室内環境での撮影データではうまく3D化できませんでした。

・反射が強いオブジェクトの撮影は難しいようです。

・細かいディテールのあるオブジェクトのデータ化は難しいです。

・3DF_Zephyr で3D化したデータのままではポリゴン数が膨大になるので
 他の3Dソフトでリダクションは必須だと思われます。

・とにかくうまく撮影できるかがポイントなようです。室内環境だとライティングがシビアな印象でした。

・大規模な背景モデルのベースとして最適化が必要なものの、0からモデリングするより効率化できそうです。



mayaに読み込んだウサギモデル。結構キレイに出力されました。


このモデルで14万ポリゴンはちょっと厳しいのでリダクションしたいですね。


某モビルスーツ。同じ条件で撮影しましたがディテールが複雑なせいかうまくいかないですね。
この他にも白いモビルスーツも撮影しましたがこちらは形状すらかなり微妙でした。
50枚ではなく、もっと100、200枚撮ればうまく行くのかもしれませんが。。。。わかりません。
商用版は「Lite」でも2桁万円はするようなので気軽にテストもできませんけど。


⇒追記(2019/06/30)
「Lite版」ならSteamや公式サイトでは21000円前後で買えるようです。
3DF Zephyr Lite Steam Edition (2019年7/9まで 20%オフだそうです)
制限事項は良く確認しましょう。


▼とても参考になった記事
誰でも簡単にフォトグラメトリを今すぐ無料で始める方法
https://qiita.com/amaiokashi/items/db88da0423a1549abcd8
フォトグラメトリ情報まとめ
https://styly.cc/ja/tips/photogrammetry_summary/


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