「ま、やるか!」
自分に言い聞かせて飲み込んだ。
私は自分を納得させる材料を探した。
●モールには大手スーパーマーケットピュアゴールドと雑貨販売のアイマートが既に入って開店中。
●経営陣には地元の大物政治家も参加。
●トライスキルとジープの乗り換えターミナルとして24時間賑わう。
●再度送られた写真を見るとかなりの人出だ。
等々。
家賃28,000ペソ 保証金デポジット4カ月
これは交渉の余地があるのか?今でこそ分かることだがフィリピンの価格は全て値引き可能なのだ。値引きをしないと損なのだ。
日本でも値引きを見込んで高めに価格を設定する事は良くあることだが、フィリピンでは値引きを想定しているとは思えずただ元々の価格の設定がテキトーだと思われる。
いわゆる大体こんな価格って事。
最後は自分のモチベーションを上げることにして決意した。
いつかやろうでは世間の信用も無い。
フィリピンで実際になにかしらビジネスを開始する事に意義がある。
翌日「やろう」と返答した。
やらずに後悔するよりもやって後悔する方がマシ。
つづく