ペースは想定よりもいくらか緩んだと思います。マイネルアウラートがいいペースを刻んでますが、トミケンキルカスが引っ張った第2集団は4角で逃げ馬との差が開いてますし、関屋記念にしては脚が溜まる区間があったように思います。
勝ったミッキーグーロリーは後方からの競馬。これまでの傾向や展開を考えると差し届かなそうな内容でしたが、差しきっちゃうあたりは能力でしょうか。骨折長休明けということを考えるとまだ上積みがありそうです。
本命に推したソーグリッタリングは読み通り展開面の恩恵を大いに受けることが出来ましたが3着。これなら足りると思ったのですが、地力がまだまだだったでしょうか、これからの成長が待たれます。
対抗のミエノサクシードもやはり充実期と言った印象。いつもより前目で流れに乗った川島Jの判断も良かったと思います。調子が下るまでは引き続き押さえたい一頭です。
単穴のトミケンキルカスは18番枠が遠すぎて逃げれず。離れた第2集団の先頭という位置どりも悪くはないのですが、この馬の良さを生かすなら今回のマイネルアウラートのような2〜3馬身リードで単騎4角先頭の形で良かったと思います。
そのほかの人気馬について。ロシュフォールはやはり距離不足でしょう。2000Mくらいで中盤が緩むレース向きです。近2年よりは緩んだと言えども十分に脚が溜まらなかったのは、スピードの持続競馬への適性が低いです。
ケイデンスコールはこれくらいのペースならそれなりには差し込んできそうですが大凡走。休み明けがダメとか、極端な上がり勝負はダメとか、あるいは体調面など別の理由がありそうです。