「鏡よ鏡 鏡さん 世界で一番美しいのは・・・」スミマセン。童話の白雪姫に出てくる意地悪なお妃さまのセリフを思い出しました。アマチュアカメラマンさんたちに人気の被写体、雨の日の東京駅舎です。水辺や床やガラスなどに映り込む、水鏡と言われるリフレクションの構図が好きで、よく撮ります。ここは、ちょうどの塩梅というのが意外と難しくて、雨が一定量降り続き、風がなく、ライトアップする頃には小降り、または止んでほしいところです。
1枚目は割といい条件だったと。2枚目は、台風が去った直後だったので、ビュービューの風が残り、水はけを促してくれたおかげで、駅舎全貌が入らないほどの水溜まりになってしまいました。
凪いだイケメン、いえ池面の映りもいいですね。
そして、天気も暑さ寒さも関係なく、じっくり腰を据えて撮影が出来る、屋内のリフレクション。写経机に映り込む新緑と、ガラスのテーブルに映り込む野点傘の風景です。
好きが高じると、こんな小さな水溜まりまで、しゃがみこんでしまいます。
風雨の後の青空を映す小さな手鏡、エイ!っと反転させたら、落ち葉が舞う木枯しの空になりました(笑)