宮古市社会福祉協議会ブログ

宮古市社会福祉協議会の活動の様子をお伝えしていきます。

読み聞かせ

2011年09月09日 10時15分43秒 | ボランティアセンターニュース

今日は朝のオリエンテーションの前に
宮古市田老在住の黒田陽子さんによる 読み聞かせが行われました



読み聞かせの様子


読み聞かせをする黒田さん



おはなしは、田老出身の田畑ヨシさんの『つなみ』
こちらが紙芝居です


作者の田畑さんは昭和38年の三陸大津波の経験者で、
田畑さんのお孫さんが岩手の内陸から沿岸に引っ越す際に
お孫さんに津波のことを伝えたいと思ったことが
紙芝居をつくるきっかけになったそうです。
そして孫以外の子供たちにも伝えようと、
これまで田老を中心に聞き継がれてきました。
紙芝居は三陸大津波での田畑さんの体験をもとに書かれてあり、
津波の恐ろしさ、地震がきたときにどのように身を守るかなどを
感じ、考えることができます。


読み聞かせのあとは、黒田さんが三つの大切なことを教えてくださいました
地震が来たら高台に逃げること
自立すること(地震、津波の対策をしておくこと)
共助
です

今日の7時6分頃にも、岩手県沖を震源地とする震度3の地震がありました
まだまだ余震も続くようですし、しっかり備えておく必要がありますね

田畑さんの『つなみ』は、今年絵本として出版されました
こちらが絵本

英語訳もついているので、海外の方にも読んでいただけるようになっています


黒田さん、本日はありがとうございました

コメント
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