今日は朝のオリエンテーションの前に
宮古市田老在住の黒田陽子さんによる 読み聞かせが行われました
読み聞かせの様子
読み聞かせをする黒田さん
おはなしは、田老出身の田畑ヨシさんの『つなみ』
こちらが紙芝居です
作者の田畑さんは昭和38年の三陸大津波の経験者で、
田畑さんのお孫さんが岩手の内陸から沿岸に引っ越す際に
お孫さんに津波のことを伝えたいと思ったことが
紙芝居をつくるきっかけになったそうです。
そして孫以外の子供たちにも伝えようと、
これまで田老を中心に聞き継がれてきました。
紙芝居は三陸大津波での田畑さんの体験をもとに書かれてあり、
津波の恐ろしさ、地震がきたときにどのように身を守るかなどを
感じ、考えることができます。
読み聞かせのあとは、黒田さんが三つの大切なことを教えてくださいました
地震が来たら高台に逃げること
自立すること(地震、津波の対策をしておくこと)
共助
です
今日の7時6分頃にも、岩手県沖を震源地とする震度3の地震がありました
まだまだ余震も続くようですし、しっかり備えておく必要がありますね
田畑さんの『つなみ』は、今年絵本として出版されました
こちらが絵本
英語訳もついているので、海外の方にも読んでいただけるようになっています
黒田さん、本日はありがとうございました