「ゲゲゲの鬼太郎」で、片腕の漫画家と知られる文化功労者の水木しげるさんが30日に
東京都内の病院で死去した。93歳 鳥取県出身。
水木先生の漫画には 独特のものがありました。
興味があって 朝の連続テレビ小説で開始した。「ゲゲゲの女房」
ドラマで 松下奈緒さんが向井理さんの女房になるというお話で 録画までしたのに
最後まで見ることが出来ませんでしたのが残念です。
水木さんの漫画が ドラマや映画や テレビなどに再現されると 見入ったものでした。
怖くもあり 未知の妖怪などが たくさん出てきて、妖怪の事を いろいろ教えてくれた人です。
一反木綿や 砂かけ婆ぁや、小豆洗い 塗りカベや 猫娘等 いろんな妖怪を 紹介してくれました。
水木しげるさんは 点描と言う画法で、ペン先にインクをつけて 点で紙面に撃ち続ける方法で
もの凄く時間のかかる画法で、もの凄く丁寧な書き方をされて 誰もまねのできない方法で
書かれていたんだという事で、作法が印象的で 記憶に残っております。
それだけにならず 水木さんのもう一つの側面も忘れてはならない。
それは戦争を現代にわかりやすく伝えた功績だ。
自らは 戦争で 片腕をなくし 戦争のむごたらしさを 体験された水木さんは
その人生観を 漫画に醸し出され続けておられました。
戦争の理不尽さも 漫画であらわされました。
やなせたかしさんも 水木先生も 40歳を超えてから 売れだした人で
挑み続けるチャレンジ精神を 私たちに 教えてくれた人です。
長生きされて 私たちの 指針になった人でもあります。
謹んで ご冥福をお祈りいたします。