みゆきザンス的ブログ

最近はアイマス2のスコアタにはまってる1962生まれのおやじです。アクアリウムは25年生で、大阪市中央区のビル街に在住。

90cm水槽リセット後のフィルターについて

2010年05月06日 00時00分00秒 | アクアリウム2010
今回のリセットで色々と面白いことがわかってきました。

セットしたフィルターは以前から使っていた外部のみです。
メインは2078、サブ+二酸化炭素直添用に2215の二基です。
以前2215につないでいた底面フィルターを今回は撤去しました。

記事に書きましたが、リセット時にソイルを取り出したところ、全く臭さがありませんでした。
以前60cm水槽や45cm水槽では少なからずドブ臭い匂いがしたものです。
水のまわりが悪くて嫌気化していたのですね。
それがなかったということは、底面フィルターがしっかりと底床に水をまわしていた証です。

では、何故今回は使わなかったのでしょうか?

以前から90cm水槽の水草の成長の早さに疑問を持っていました。
それまでの60cm水槽と比較しても早すぎます。
ブログを読んでくださっている皆さんからも同じようなご感想をいただきました。
考えられるのは、光、二酸化炭素、栄養分の三つが成長を早めるバランスになっていてことです。

光:
これはグランドソーラーですので、メタハラ+蛍光灯です。
充分に強力なものです。

二酸化炭素:
外部フィルターを使って強制添加しています。
高い濃度が予想されます。

栄養:
初期~中期は特に添加していません。

この栄養が曲者です。
底面フィルターによりソイルに充分水がまわり、水草が豊富な栄養分を素早く利用したと思われます。
しかも水が循環することにより、温度も均一になり冬でも底床が暖かいです。
根が成長しやすくなっていたのですね。

これらによりソイルの栄養分がはやく消費され、且つ団粒構造の崩壊を招いたのです。
よって、イオン化効果も落ちて黒ヒゲや藍藻の蔓延る事態を招いたと考えます。
つまりは水草の成長が早すぎてソイルの寿命を消費してしまったと。

底面フィルターは私の環境では強力すぎるのです。
リセット中に水草を抜いて泥が舞ってもすぐに水が透明になりました。
底床全体をバクテリアを育てる濾材とみなすことも出来ます。
素早く立ち上げて、短期間で美しい水景を作るのならソイル+底面フィルターです。
立ち上げ二ヶ月足らずでチャームのコンテストに入賞するくらい育ったことがそれを証明しています。

ということで、ソイル+底面フィルターは長く緩やかに成長させるのには不向きだと結論付けました。
底面フィルターを使って長期維持するなら、大磯などの固い底床を使うと良いかと思われます。

今回の推察はこれから一年かけて検証します。
お楽しみに!