完全リタイア準備のひとりごと日記

セミリタイアして今後完全リタイア準備期間突入。健康や家計のデータ記録ブログ。

10年遡る私の貯金履歴と考察

2023年02月03日 | 家計と節約の日記

☆私は現在(2023年2月)では、我ながら節約と貯蓄の筋肉が鍛えられていると思います。

少なくとも、1年分くらいの生活防衛資金は蓄えられているし、それ以外を余剰資金として、iDeCoや積立NISAに回すことができています。

いつから?どうして?

やっぱり家計簿つけてたから?と思っていたんですが、それだけじゃないと気づきました。

 

 

ここ10年分くらいのメインバンクの通帳を見直していました。

(この頃の家計簿をつけていたんですが、パソコンの家計簿ソフトがバックアップできなくて、使った詳細は不明なのが残念。)

 

一番お金が減った時期と額は、今のマンションを買った平成25年4月でした。

最小残額80,000円なり(笑)。

全部ローンの頭金に突っ込んだんだなー…、ミラクルな馬鹿やなー……。

 

ここから貯金額がどうなっていくか見てみます。

当時、毎月の収入は25万円〜29万円(夜勤で変わる)くらいで、一方引き落としているのは20万円強

だいたい月に5〜7万円ずつ貯金できていると御の字でした。

でも一気にごっそり減ってることもある。そういえば引っ越してからなんやかんやで物入りだった記憶あり……。

だから一進一退な貯金額です。

ほぼ1年と半年後の平成26年冬のボーナスで、貯金額が100万円に達しています。

 

この辺りから、いきなりごっそり減ることもなく、ちょっとづつ貯金ができているようです。

途中で退職金が出て、200万円くらい入金されていますが、それもそのまま手付かずで増えています。

その後今までの数年を見ていると、やはりボーナスは手付かずです。

 

では、貯金ができるようになったきっかけを書いてみます。

 

1:断捨離したこと

2:マンションの部屋を買ったこと

 

まず、この1と2が大きい。

己の魂を削るように断して捨てて手離したあと、明るくてこじんまりした今の部屋に引っ越しました。

新しくて綺麗なこの部屋を、以前みたいなごっちゃごちゃな散らかした部屋にしたくないと思いました。

あまり収納は多くないんですが、その収納の7割以下に収まるくらいの量に抑えようとしました。

 

3:収納家具を買わなかったこと

 

収納できるスペースがあるとモノを増やしたくなる心理、というものがあると知り、収納家具を最低限に抑えました。

以前の部屋から持ってきたものだけで工夫しました。

そうするとお気に入りだけに囲まれるので、

「違う、何か足りない!」

みたいな衝動で、あれやこれや&オタグッズやなどを買うことも無くなりました。

 

4:お部屋が一番好きなのでそれ以上を望まなくなったこと

 

資産形成において、新築ワンルームマンションを買うのは愚行というのが定説になった今ですが。

私は最高に幸せになりました。

かなり割高?売れるの?元は取れるの?なんて関係ない。

ある意味「幸せな結婚」のような関係で、この部屋を愛しています。

割高分は結婚披露宴と新婚旅行資金みたいなもの。

売る?元を取る?つまり離婚?するわけない!

この部屋にいるだけで、さらにインフラが整っていて自炊できるので、十分幸せ。

だから余計な出費(物欲や旅行欲やオタ欲)が激減したわけです。

 

5:ボーナスが入っても無理に使うことがなくなったこと

 

「大金が入ったから、特別にご褒美と銘打った機会を無理やり作る」

なんてしないでも、毎日が幸せで特別なので、全部手付かずで貯まっていったのが大きい。

ボーナスが入ったら旅行!って価値観は洗脳だったかもしれない。

 

 

<考察>

新築ワンルームマンションを買うのが幸せだよ!と、言いたいわけではないです。

 

というか、自分の幸せは自分の価値観を大事にして欲しい、というところでしょうか。

 

もし数年ずれて、YouTubeの動画でビビっていたら、多分マンションを買わずに賃貸で住み続けていただろうなと思うんですよ。

ただね、そうすると私には身寄りがないので、保証人になってくれる人がいないんですね。

 

「いつまでもここに住めるとは限らない」

「出て行けって言われたらどうしよう」

「お家賃を払っても払っても、自分のものになるわけでもない部屋ってどうなん?」

「もうこの歳じゃローンも組めない」

 

こんな不安でぐるぐるしていたと思います。

きっとマンションの頭金も使っちゃってたかもしれない。

なぜなら大きい貯蓄額を扱う度量がないので、ビビって手放してたと思うから。

 

資金形成のことだけ考えていたらどうか?もしもの話ですけど。

・頭金のお金全部投資にブッ込んでいたとして。

・以前の賃貸を出てからマンションを買うのでなく、職場の安い借り上げアパートで共同生活してたとして。

あ〜〜〜、考えただけでも無理!

職場と地続きの部屋で、職場の人間と顔を合わせる住居で、深夜準夜とかしてたら発狂する!!

お金貯まっても無理!てかきっと別件で散財してた!

 

こう考えると、今の暮らしは一番最適解に近い選択してたなと思いました。

 

♪あの日あの時あの場所で君に出会わなかったら♪

とは、真実の歌詞。いやはや全く。

 

一番いいタイミングで決断をして動いて頑張って今を手に入れた。

その結果、貯金もできたし資産形成としてiDeCoやNISAにも踏み切れた。

 

自分が一番必要なものを見極めた。

これが勝因のようです。

 

賃貸か分譲か一軒家を買うかどうか?の論争は、

「80歳90歳になっても保証人になってくれる家族がいるかどうか?」

にかかってるんじゃないかなーと思いました。

いやでも高齢一人暮らしに貸してくれる部屋は、きっとぼったくられる……(懸念)。