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そういえば貯金してるって言えなかった

☆先日、ここ10年の通帳を眺めていたら、いろいろ思い出すことがありました。

当時勤めていた職場や人間関係や……(血反吐)。

さらに遡って、20〜30歳代ってどんなだったっけ?と思い出していくと、

「貯金してるって内緒にしてたっけな」

なんて記憶が掘り起こされました。

 

 

「家計簿?貯金?笑」という空気だったっけ

 

あーーー、平成の時代中盤頃まで、前々職場にいましたけど、かなり隠していました。

「毎月3万円黒字を目指して家計簿をつけている」

ここまではっきり言わないまでも、

「節約しないとー」

くらいの会話でも、一斉に嘲笑混じりのツッコミがお約束だった!

なんていうか、そういう空気だった!

 

「欲しいもの我慢するのってストレスにならない?」

「私この間なんとかに使っちゃった!」

「いいよねー、私も欲しいなー」

……という流れで、

「お金を使う人=気前のいい人、かっこいいパリピ」

「節約と貯金=ケチでダサい、地味」

こういうカラーに分けられていたので、私もコソコソ隠れて内緒で貯金してた記憶が……。

 

令和の5年、こんなに資産形成と節約時代が来ようとは……。

あの頃の空気を脳内再現すると、正直嘘のようです。

 

今はもう、ダサいだの地味だのヘイト的な意味は減った……と思うんですが。

でもオープンにできない空気は、多少なりとも今もありますね。

確かに下手に資産形成頑張ってるとバレると、妄想に妄想が追加され、勝手に貯金額予想されて妬まれるから。

 

本当にお金の話って情報交換だけでもオープンにしずらい。防犯的な意味も大きいからか。

 

そう言えば現職場でも、『ローンがあって苦しいアピール』してるわ。

ボーナスもらっても、全額貯金とかいうと角が立たないかと不安になって、

「もう全部カード引き落としで消えた(笑)」

とか冗談混じりに保険かけたりしてる……。

節約しているだけで、

「相当貯め込んでるんでしょう(笑)」

って、言われたことあったし。怖いわ!

 

お金が汚いものという考えはないけれど、

「お金を貯めている」「節約している」ことを、周囲が全て望ましいことと思ってくれるかは別問題。

 

そう考えると昔の同僚も、「使っちゃった!」「貯金なんかない!」っていうのも、フェイクだったのかも?

あてにされたり、詐欺師が近づいたりって可能性もあるので、やっぱり気をつけないとですね。

 

 

 

 

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