おはようございます。
本日は、ピアノのお話、もう嬉しくて嬉しくて・・・
どうぞ、聞いてやって下さいませ。
隣の義父母の家には、
夫が小学生の頃に弾いたアップライト・ピアノがあります。
夫はピアノのお稽古が本当に嫌だったらしく、
すぐに止めてしまい、今でもアンチ･クラシック音楽派ｗ
ピアノも、半世紀近く、放ったらかしのままでした。
10年ほど前、義父母と敷地内別居を始めてから、
調律とクリーニングをし(もちろん費用はコチラの負担）
わたしが弾いていたこともあります。
まもなく、義母と私の折り合いが、どんどん悪くなっていき・・・
あのピアノを弾くことも諦めてしまったのですが・・・
ところが・・・！
思いがけず、この春、義父母がシニアマンションへ引っ越し・・・
ピアノは弾き放題になったのです！
そうです！
わたしが、あのゴミ屋敷と化した、すさまじい家を
片付け業者さんに頼むだけではなく、
止まらぬ咳に苦しみながらも、必死で片付けたのは・・・
全てピアノのためでした！ｗ
誰も住まない家は、どんどん傷みが出てくるようです。
でも、わたしがピアノのために出向けば
かならず、雨戸を開け、風を入れ、
義父母が置いていった（！）仏壇に、お参りもするので・・・
家のためには良いのではないかと思っています。
仏壇の御先祖様は、騒音にひっくり返っているかも知れませんが・・・ｗ
義父母と心通じ合わないないままに、
敷地内別居が解消になってしまったのは、
やっぱり悲しいこと・・・
それだけに、ピアノを通してではあるものの、
せめて、家をきれいに遺していくつもりです。
それが、まだ元気な義父の願いでもあるので・・・
さて、先日、めでたく、調律も終わりました。
調律師さんは、前と同じ方で、物腰の柔らかな、
本当にピアノがお好きなことが、にじみでるような方なんです。
今回も作業中に、調律師さんの弾く
バッハの「プレリュード(平均律1－1)」が聞えてきて・・・
鳥肌ものでした！
なんて素敵な音色・・・
ピアノの音って良いなぁ・・・
調律師さんによると、経年劣化はあるものの、
音の響きの良いピアノだとか・・・
早速、わたしも、調律を終えたピアノで、
ドビュッシーの「月の光」を弾いてみました。
ひゃあ～っ、すごっ！いい音です！！
いつも弾いている電子ピアノとは全然違います。
自分のピアノの音色じゃないみたいです。
嬉しいなぁ・・・
「ピアノって、相棒ですよね。」と、
以前、ピアノの先生が、おっしゃっていました。
これからは、このピアノが、わたしの相棒です！
もちろん、今までの「相棒」・電子ピアノも大事にします。
両手に相棒ってことですねｗ
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お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
調律の前後に撮影した画像もアップしています。
ピアノの中は、まさに宮下奈都「羊と鋼の森」♫
