「秋の旅・岡山」
いよいよ備中松山城・登城へ。
「城びと」憧れの「日本100名城」のひとつです。
前記事で、「日本3大山城」だの、
「標高430mの臥牛山」だの
あたかも山登りのような書きぶりをしましたが・・・
ごめんなさい!
「登山」っぽかったのは20分ほどでしたw
わたしたちが出かけたのは平日。
標高291mの「鞴(ふいご)峠駐車場」(14台・無料)に
車をとめ、そこから歩けました。
駐車城の脇に登城口があるのです。
これが土日や、シーズン中は平日も
自家用車は入れません。
標高196mの「城見橋公園駐車場」(110台、駐車無料) から
鞴駐車場までシャトルバスに乗ることになります。
オフシーズンの平日でも、
「城見橋」と「鞴」では、スタッフさんが連絡をとっており、
その指示に従って車を出すのです。
時間帯によっては、
なかなか発車ができないかもしれません。
とはいえ、狭い山道のこと、
こんな風に仕切って頂けると安心です。
歩いてみると、鞴駐車場からならば、
思ったよりも楽でした。
歩き慣れている方なら、辛いなと思う頃には、
天守閣に着くはずです♫
「現存12天守」にして、唯一の山城・・・
そして、当時のままの石垣・・・
歴史の遥か彼方へ想いはめぐります・・・
城の始まりは13世紀・・・
戦国の世には、落城の憂き目にも遭い、
何度も城主を替えた波乱の城・・・
明治の廃城は免れたものの、
昭和の初めには、荒れ果てて・・・
そんな山城を、地元の小学生が麓から石を運んで、
修復に協力したそうです。
ずっと、地元・高梁の皆さんに大事にされてきたのでしょう。
令和の今、渋滞緩和の工夫も、
お城を愛すればこそのこと、
ますます、高梁の街と城に敬意を払いたくなりました。
そうそう♥
令和の今は、現在「猫城主さんじゅーろー」 が
迎えてくれます。
平成30年の豪雨以来、住み着いたのだとか。
そんなエピソードも、温かな気持ちになりました。
さて、帰り道・・・
登ってきた、ガイドさんと一緒のグループ。
すれ違いざま、わたしたちの借りた杖を、
「譲って頂けませんか?」と・・・
ほんの序の口なのに、既にお疲れのよう・・・
登山道の入口で借りたものですから、
すぐにお渡ししました。
あのあと、無事に天守をご覧になれたかしら・・・
・・・って、他人事じゃないんです。
私たちだって、あと何年、山城歩きができるか・・・
「これからは厳しそうな城から出かける方がいいね」
「日々の運動も大事にしなくちゃね」
・・・・・・
夫と、そんな話を真剣にしました!
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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
城や歴史絡みの話になると長くなるので・・・
精一杯まとめたのですが、力不足は、お許しを!
今日も「優しい風が吹きますように」
旅の疲れは、
行かないで、後悔するより
何倍も心地よいですね。
健康第一です♪
我が松山城も、空襲の火災から守り抜いた市民がいて、その天守が存在するのだそうです。どこも同じですね。守り抜くという強い意志があって残っているのだと、つくづく思いました。
健康って、心の健康も大事ですよね。
ガマンは心に良くないですからね、
体調の許す限り、出かけられたら良いなぁと思っています💪
そうなんですよ、松山城ってたくさんあるんです。
以前、武蔵松山城(埼玉)にも行きました。
ここも歴史的におもしろい城。
でもガサ藪に閉口し登城を早々に断念しちゃいましたが。
ポコ~ンと平野にそびえるお城は、高台でも平山城なんですよね。
伊予・松山城は丘の上で、下から登ると結構大変なのは、よっく覚えております。
そして現存12天守なばかりでなく、あの屏風状の石垣が忘れられません。
わたしの中でもベスト3に入ろうかという大好きなお城なので、売店で、地元ならではの資料を買い込んでもいますw
そうですよね、城は地域のシンボル、地元の方々の大事にするお気持ちがあってこその存在。
伊予松山のお話も素晴らしいですよね・・・
・・・あたこさんの「我が松山城」というお言葉に、なんだか胸が熱くなりました。