「その後」のその後

皆さま、ブログ関連のあれこれが滞っていて

ごめんなさい。

のん気に旅行記を綴っておりますが

実は、この一ヶ月

「リンパ浮腫」問題に振り回されていました。

気分は暗いは、病院通いでヘロヘロになるは・・・

ようやく一段落し、

本日は「『ドクター･ストップ』★その後」の

「その後」のご報告です。

備忘録を兼ねているため細かいうえ、

何より楽しい話題ではありません。

どうぞテキト～にスルーしてくださいませ。

15年以上前に、

大病し、リンパ節転移があったため、

右脇のリンパ郭清（＝摘出）手術を受けました。

あれから、長い時間が経っているのに・・・

先月下旬、右腕が、左腕より

明らかに、ぷっくりとむくんでいるのを発見！

これが「リンパ浮腫」。

リンパ節をとってしまったため、

リンパ液の流れが悪くなるから浮腫む場合もあるのは

知っていましたが、まさかまさか！

当初は、

今、検査を受けている病院で診てもらったものの、

全く良くならず。

次に、既に卒業した「専門病院」で

「弾性スリーブ（＝袖）」（↓）なるものを購入、

右腕に着て、「圧」をかけてみました。

（アマゾンからお借りしました）

すると・・

腕はスッキリしたような気がするけれど、

手の甲がパンパンになってしまって・・・😱 

ここで初めて

ネットで、モロモロ調べ・・・

ド～ンと落ち込みました。

お恥ずかしいのですが・・・

わたしは極度の「病気コワイコワイ」人間なので、

ネットで医療情報を調べるなんて、絶対しません！

それが今回は裏目に出たのかも・・・

とうとう、楽観視していた夫も、

青ざめ、ネット検索をしてくれました。

すると、市内に「リンパ浮腫」外来が

複数、見つかったのです！

「リンパ浮腫」外来は少ないはずでは？？？

これが15年以上の時の流れってこと！？

いや～、時代は変わっていたんですね。

さっそく、我が家からアクセスの良い

クリニックを予約し、診察を受けました。

初日は、エコーでリンパ管の様子をチェックしたり、

メジャーでｗ腕の太さを測ったり・・・

スクリーンを背にしての写真撮影もありました。

ほら、よく外国の映画で囚人を撮影するでしょ？

あんな感じｗｗ

続いて、翌週は、指定された「総合病院」で

検査を受けました。

（予約を自分でとるので、タ～イヘンでした）

この日の検査はエコーとCT。

さらに、別の日には

久しぶりの「RI検査」も受けました。

この検査は「放射性医薬品」を注射し、

ガンマ線を身体に入れ、その放出の様子を

「シンチカメラ」で撮影します。

これによって臓器の病変などがわかるのだとか・・・

以前「専門病院」で、骨へ転移の不安が出るため、

「骨（こつ）シンチ」を何度か受けていますが、

同じ種類の検査。

今回の検査で

注射→検査（10）分→待合室でインターバル（40分）

→検査（10分）の流れです。

検査中はベッドで安静にしているだけ、

これでリンパ液の流れがわかります。

この病院は、同じ市内とはいえ、

完全にわたしの生活エリア外！

遠い、遠い！

しかも「RI検査」の日は、

データを収めたCDをもって、急いで、

「クリニック」へ行くことになっていました。

RIの技師さんに

「それは、遠いですね～」と苦笑されたほどです。

市内横断！？

これが今週のこと。

ヘロヘロになりながらも、

なんとか「クリニック」に到着しました。

夫と合流し、

検査結果を受け、診察の方針を伺います。

検査の結果・・・

余病はなく、血管のトラブルもなし。

ただし、シンチ（RI検査）の結果、

リンパ管は、全く見えず。

リンパ節をとっても、

リンパ管は存在しているはずなのに、

見えないと言うことは、流れていないと言うこと。

これがリンパ浮腫の原因で、

水が溜まっているのでしょうとのこと。

これに、だんだん脂肪も加わるのだそうです。

治療としては・・・

「まず「圧」をかけていきましょう。

＜弾性スリーブ＞を、毎日なるべく長時間、着けてください。

手術は最初から考えるものではありません」とのこと。

「リンパ浮腫」の手術ができるということも、

知りませんでした！

医療は進歩しているんですね～～～

これから「クリニック」へも、

状況を診ていただくために、

毎月、通うことになりました。

さらに・・・

「弾性スリーブ」に関しては

別の機関を紹介されています。

さっそく、そちらへ連絡をとったところ、

「弾性スリーブ」について相談し、

医療的なリンパマッサージを受けることになりました。

でも、こちらは空きがなく・・・

来月、ようやく予約がとれた状態。

・・・とりあえず、

今、できることは全部済ませたかな。

一段落です。

ほっとしたものの・・・

「リンパ浮腫」の治療って、

保険外診療なんです。

「リンパ浮腫の効果的な治療をしようとすると、

健康保険が適用されないんです。

それが、今の日本における医療の現状」と、先生。

ここまでも、かなりの高額でした。

1番はRI検査、

3割負担のわたしで、2万円以上支払っています。

さらに「弾性スリーブ」は、ピンキリとはいえ

医療用は安くても7000円くらい？

洗い替えも必要でしょうから・・・

それにリンパマッサージでしょう？

・・・頭痛いわぁ・・・😩 

とはいえ・・・

「リンパ浮腫」は、一生付き合っていく症状、

放っておけば、悪くなるだけで

しかも、感染症を引き起こしやすくなるのだとか。

実際、今も右手がプクプクしているので、

張っているような怠さがあり

何より、うまく動かないような・・・

利き手ですからね、

とにかく悪化させたら大変・・・

でもね、嬉しいこともありました。

ピアノはオッケ～！

今まで通りの日常を過ごして良いとのことでした。

本当を言うと、

鹿児島の旅先では、通奏低音のごとく、

「リンパ浮腫」が響いていました。

（だって、右手の甲はプクプクなんだもんｗ）

旅については悲愴な覚悟もあったんですが・・・

とりあえず、ほっとしています。

うん、命に関わるわけじゃなし・・・

良かったよね、ということで😉 

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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

楽しくない話を長々と読んでいただき、

いつにもまして感謝です。

落ち着きましたら、皆さまのところへ遊びに伺いますね♫

庭に放ったらかしのプランターから

今年も、福寿草が咲いてくれました。

ゆっくり愛でもせず・・・

余裕がいかになかったか！

反省しきりです。

世界中に「優しい風が吹きますように」