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おはようございます。
本日は、前記事に続く、鎌倉華正樓 について、
どうぞ、おつきあいくださいませ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/96/be2a5b0bbf9766d34e7d03ca1b61be9f.jpg)
この第6波の中、午後遅く、予約もなしで訪ねたのに
思いがけず、眺めの良いお部屋に通していただきました。
もう、これだけで大興奮・・・というところが前回のお話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/06/07bb51ffdb8f264c266d6e72ccc8cdec.jpg)
本日は、まずは食事のお話からまいりましょうか♫
華正樓は横浜・中華街に本店を置く、
創業82年の北京料理の老舗です。
ハマッ子ゆえ、中華街のお気に入りは数あり・・・
広東、四川、上海・・・食事の店は、その時、その時・・・。
それでも、お土産の中華まんだけは、
絶対に、華正樓さんで買って帰ります!
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で、鎌倉華正樓さんでのランチコース♫
これから、また車に乗るので(助手席だけど)
飲み物は、ノンアルコールのスパークリングワインを注文。↑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/d6/b17c9c04e6cae1120ac10f06904f5f60.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d8/376502013cefdcb47336241a2e6bf3c8.jpg)
全体に北京料理らしく、上品なお味です。
わたしは、気になりませんでしたが、
薄味好みの方にはちょっと塩気が強いかもしれません・・・
(北京は寒いから塩味が強いのかも・・・!)
どのお料理もおいしかったのですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/02/7da041cd8fdf391a6f36d3112ae21d59.jpg)
野菜がおいしいのには、脱帽でした。
↑炒め合わせたブロッコリーも、青菜炒めのA菜 (エーサイ)↓も
あとを引く美味しさ!さすがの老舗♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/fc/06f7f867c51eb726307f85d99117d232.jpg)
「なんで、中華街のある横浜・ハマッ子が、わざわざ鎌倉で中華を!?」
長いこと、ずっとそんな気分で、
中華街の華正樓は、おなじみでも、
鎌倉の華正樓さんは、今回が初めてでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/6e/6012e138b5fd535e13cc4e4e717edc71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/94/4727c89411e5badcf6c5c838fbcdcba9.jpg)
遅まきながら・・・
中華街の華正樓さんと、こちらとは別のお楽しみがあることに
気づきました。
まず、鎌倉という独特のたたずまい。
長谷の海を眺められるうえ・・・
お店は、長谷の大仏こと、高徳院の、なんと向かいです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/cb/eaaee9245b33ba1ecd3f43f4dac6d77c.jpg)
(正面のこんもりした山が、たぶん大仏切り通し。
歩いたことはないけれどw)
それに加え・・・
この建築のすばらしさ!
戦前の鎌倉の木造建築らしく、大興奮でした♫
建物の由来はというと、
「昭和14(1944)年、旧華族の別邸として建築」です。
・・・と、ここまではネット情報で出てきます。
旧華族って、どなた?
・・・いくら検索しても出てきません。
仲居さんにうかがうと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/c4/9b987cf746a98447f4ba81b99f207650.jpg)
(画像ではわかりにくいけれど、逗子マリーナまでよく見える)
「旧華族と言うこと以外は伏せられていて、
私どもも存じ上げませんで・・・
ご事情があったらしく、五年ほどしか、おいでにならなかったそうです。
おそらく、宮様でいらしたのではないかと・・・」とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/5e/715d0f7047f4fad46a2910d95fa54d4d.jpg)
(お部屋は「桜の間」)
なるほど、そもそも、公にしていないのなら、
ネットで、たやすくヒットするはずがありません。
建物は、その後、華正樓ではない別の中華料理店を経て、
今の鎌倉華正樓となったそうです。
「華正樓さんは、こちらで何年になりますか?」と伺うと
「73年になります」とのお答え!
ひゃっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/52/35c6f4295dd2a3c05638a33a523b7616.jpg)
アラ還のわたしが、子どもの頃から、
ここに、どっしりと構えていらしたのですから・・・
当然と言えば、当然ですね・・・w
ここ鎌倉の長谷は、若き日の父が働いていた街でして・・・
幼い私が、最初に覚えた「パパがお仕事で行くところ」は
「ハセ」だった気がします。
当時は、上役(今は「上司」が一般的かな)への
挨拶もしょっちゅうでしたから、父や母に手を引かれ、
幼いわたしも、長谷を訪ねたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e1/4a87df371a63616f1ac926646cb1c37f.jpg)
(ウェイティングルーム)
その折りに見かけた、鎌倉華正樓。
幼な心に強烈な印象で・・・
後々になっても、ここを通る度に、
当時の記憶がよぎったものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b1/d02120f85b3c2cd7e9ab5824e65cea97.jpg)
実は、この日は、母と一緒に、
今年初めて、父の墓参をしてきたのです。
葉山に寄りたいお店があって、湘南を走ってきたものの
長谷にある、鎌倉華正樓に寄ったのは、本当に、わたしの思いつき。
墓参の後、父のことを考えていたからかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/69/b3b5057e001ff1fd387cf89d6a6d555e.jpg)
この日、一番喜んだのは八十を超えた母でした。
「お父さんが・・・」「お父さんは・・・」と
若き日の想い出を、嬉しそうに話してくれました。
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昨夜は、度重なるスマホの音で・・・何度も目が覚めました。
トンガも、津波も、大事ないと良いのですが・・・
また本日は大学入試共通テスト2日目、昨日の東大でのようなことが
ありませんよう、皆さんがベストを尽くせますように!
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
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