おはようございます。
本日は、先週出かけた、横須賀美術館について・・・
とっても素晴らしい館でしたので、どうぞ、おつきあい下さいませ。
(「酒井駒子展」の感想→「酒井駒子展 みみをすますように」へ)
何年も前、美術館と建築についての講座へ通っていたことがあります。
もともとは洋館好きでした。
今も大好きですが、夫と城めぐりもしているので・・・
二足のわらじは厳しく、洋館はガマンしています。
話を戻しまして・・・
講座で、先生が大絶賛なさったのが、地元・神奈川の横須賀美術館。
「海を取り込んだ、素晴らしい建築です」と。
以来、ずっと憧れていたのに・・・
こんなに時間が経ってしまいましたw
我が家からは遠いので、チャンスを逸していたのです。
wikipediaによると・・・
「駅などから遠い立地条件のため、滞在型の施設として
レストランや建物自体を充実させる事を目指して設計された 」とあります。
確かに遠いよぉ~~
でも、その分、すんばらしい施設でした。
海に面したロケーションはもとより、建物も素敵で・・・
・・と言いつつ、正面からの写真を撮り忘れました。お恥ずかしい。
建物の外側は硝子で覆われています。
wikipedia情報では、吹き抜けのギャラリーは、
自然光を取り込むため、鉄の内壁に穴を開けており、
塩害を防ぐため、ガラスで包んだのだとか。
たしかにギャラリーにいると、
夏の海沿いの光も、柔らかく感じられました。
それだけで、気持ちが落ち着くようでした。
(レストランからの眺め。暑かったのでテラス席はパス。
房総半島も見えます。右手が谷内六郎館)
で、設計当初から充実を目指したという、もうひとつ。
レストラン「アクアマーレ」も、言うこと無しでした♫
小心者ゆえ、コロナ禍の外ゴハンに抵抗があって・・・
迷ったものの、人の少ない、オープン直後に入店しています。
大正解。
窓側の席に案内していただけたし、何より美味ですし・・・
お昼を過ぎると、行列ができてたのもわかります。
レストランのために出かけてくる方も多いようです。
こういう時期なので、サクッといただけるピッツァセットをチョイス。
季節メニューという、地物のカボチャと、ゴルゴンゾーラのピッツアに、
ハチミツをトロ~リ。
ゴルゴンゾーラの苦みに、ホクホクのカボチャ、蜂蜜の甘みに
うっとりでございました♫
横須賀美術館には、谷内六郎館もあります。
「週刊新潮は、今日発売されます・・・」
タララ~ン♫(「赤とんぼ」)・・・というCM、
ご存知ですか?w
長く「週刊新潮」の表紙を飾ったのが、谷内六郎氏(1921-1981)。
横須賀にアトリエを構えていらしたのだとか。
「週刊新潮」のCMを知るw夫と共に、
昭和の風景を描いた、谷内作品も楽しんでまいりました。
車を出してくれた夫も、満足・・・😌
また足を延ばしたい美術館でした。
ところが・・・
わたしたちが出かけた、ほんの数日後、
今週月曜日から、「新型コロナウィルス感染予防対策」のため、
臨時休館となってしまったのです!
酒井駒子さんの個展も、会期は9月初めまでだったので
楽しみにしていらした方も多いはず・・・
お気持ち、お察し申し上げます・・・
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。