おはようございます。
先週末、愛でてきた、大好きな萩の花について、
どうぞ、おつきあいくださいませ。
出かけたのは、半月ほど前にも訪ねた、市内の公園。
あのときは、萩の花も、まだチラホラで・・・
(→「萩、花の季節に」)
そろそろ、見頃ではないかと楽しみにしていました。
う~ん・・・
地味な花ですが、あまりにも目立たない・・・
花の存在感がないのです。
早すぎた?
遅すぎた?
・・・・・・
萩を前にした私が、あまりにしおれていたのかw
通りがかった管理のスタッフさんが声をかけてくださいました。
「今年の萩は、どうもいけません。
花も少なければ、色も良くなくて、元気がないんです。
花の咲く頃、暑くなってしまったからでしょうねぇ」と。
そういえば・・・
いったん涼しくなってから、蒸し暑さが戻ってきたっけ・・・
かわいそうに・・・
萩の花は、壺井栄「妙貞さんの萩の花」で書かれていたように
冬の間は、おばあさんのように小さくなっていながら、
春になると、ぐんぐん若芽を伸ばし、大きく成長します。
秋が来ると、その伸びた若芽にだけ、花が咲くのだとか。
それが、こぼれんばかりになるのが、魅力で・・・
わたしも、いつの頃からか、毎年、萩の花を楽しみにしています。
今年は、萩の花も、うまく花をつけることができず、
かわいそうでしたが・・・
来年は、萩の花が、たくさんの花をつけてくれますように・・・
人間さまも、アレコレ気にせず、
萩の花を、のんびりと愛でられますように・・・
願ってやみません。
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。