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読んだ、読んでいる、読む本

2021-12-21 | 2022夏まで ~本~
おはようございます。

ここのところ、お出かけやら何やら・・・バタバタですw
それでも、細切れながら、本は読んでいます。
・・・ということで、読書録に、どうぞ、おつきあいくださいませ。

まず、読んでいる本。



冲方丁『月と日の后』(PHP研究所)。
平安時代、一条天皇の中宮・彰子がヒロインです。
藤原道長の娘であり、「源氏物語」紫式部のご主人様・・・

今まで、一条天皇の中宮と言えば、
清少納言の仕えた定子の方が注目されていた気がします。

(冲方丁氏も『はなとゆめ』<角川書店>で、
定子&清少納言を先行させていました)

最近、彰子に関しても
服藤早苗『藤原道長を創った女たち~望月の世〉を読み直す』
(明石書店)など、研究が進み、新たな見方が出てきたようです。

本作は、それを生かし、彰子さんが、生き行きと描かれています。
もうすぐ読み終えるので、詳しくは、またいずれ・・・



坂井孝一『源氏将軍断絶』(PHP新書)。
坂井氏は、新大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証をなさいます。

予習のつもりで通勤中に読みはじめたものの・・・
二ヶ月近く経っても読み終わらず!
最近、電車で、ウトウトしているからでございます・・・w



続いて、読む本について。



「アエラ」か何かで紹介されていた
川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
(集英社インターナショナル)。

「『全盲の美術鑑賞者』とアートを巡るというユニークな旅が始まった」
どんな風に進んでいくのか、ワクワクしています。



最後に、読んだ本として、阿川弘之『雲の墓標』(新潮文庫)を。
画像はありませんが・・・

出陣学徒の日記の体裁をとりながら、
特攻要員としての日々が綴られます。

特攻学徒については、今、令和の時代、
あちこちで取り上げられ、既に、知られたことかもしれません。

本作は、戦後十数年の小説、生々しかったはずです。
著者・ご自身も海軍予備兵として戦時下を過ごされただけに・・・
生中な気持ちでは読めず、時間がかかりました。

今も、ふと思い出しては、心が重くなっています・・・



ここ最近、お出かけが続き、疲れが出てしまいました。
今朝は、急遽、パートのシフトを交替してもらっています。
こうならないよう、気を付けて生活していたのに、とガックリです。

これから、朝イチで医者へ出かけます。

年の瀬の慌ただしさに加え、寒さも厳しくなりました。
どうぞ、皆様も、お気を付けて。

本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。

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