DALLAPICCOLA:IL PRIGIONIERO|CANTI DI PRIGIONIA / ダラピッコラ:歌劇「とらわれ人」(全曲)|とらわれ人の歌
【演奏】
母-フィリス・ブリン=ジュルソン
とらわれ人-ヨルマ・ハイニネン
看守-ハワード・ハスキン
牧師-スヴェン=エリク・アレクサンダーソン
牧師-ラーゲ・ウェディン
異端諮問書裁判長-ハワード・ハスキン
スウェーデン放送合唱団
エリック・エリクソン室内合唱団
エサ=ペッカ・サロネン指揮
スウェーデン放送交響楽団
【録音】
1995年
DEBUSSY:NOCTURNES / DAMOISELLE ELUE / LE MARTYRE DE SAINT SEBASTIAN(SYMPHONIC FRAGMENTS)
ESA-PEKKA SALONEN / LOS ANGELES PHILHARMONIC
【収録作品】
ドビュッシー:
夜想曲
選ばれし乙女
交響的断章「聖セバスチァンの殉教」
〘 <サロネン2001/Part1>フィンランドはヘルシンキ出身、パリの電子音楽センターIRCAMで学んだ女流作曲家カイヤ・サーリアホ。その夢幻的かつ繊細きわまりない音響で、今もっとも注目されている作曲家である。彼女の近作3曲を、同郷のサロネンの指揮で聴く1枚。ワーグナーもその題材で楽劇「パルシファル」を書いた「聖杯」をテーマとしたヴァイオリン協奏曲「グラール・テアトル」(ソロ:ギドン・クレーメル)、古代インドや古代エジプトの愛の歌に材を求めた声楽中心の「魂の城」(ソプラノ:ドーン・アップショウ)、チェロのソロ(サーリアホ作品ではしばしば重要なソロをまかされているアンシ・カルットゥネン)が音楽を引っ張っていく「アメール」(灯台のように海上で目標となる「航海目標」という意味)の3曲、もちろん初録音です。豪華なソリスト陣を迎え、サロネンのバトンも冴え渡る1枚。 「LAヴァリエイション~サロネン自作自演集」(SICC-18)も同時発売 〙
〘 2001年末に同時リリースとなった「魂の城~サロネン・コンダクツ・サーリアホ」、「LAヴァリエイション~サロネン・コンダクツ・サロネン」に続く、指揮者エサ=ペッカ・サロネンによる北欧(フィンランド)の同時代作曲家シリーズ第3弾。2001年11月にDSDレコーディングされた新作(すべて初録音)が早くも登場します。リンドベルイは1958年にフィンランド生まれ、サロネンと同世代の作曲家として80年代半ばよりヨーロッパの音楽シーンに登場し、そのアグレッシヴで新鮮な作風で楽壇に新風を巻き起こした。94年にはサントリーホールの国際委嘱シリーズで大作「アウラ」を披露し、我が国にも熱心なファンを持っている。その音楽はとにかく聴いて愉しいことでは最右翼と言える存在といえるだろう。サロネンの共感に満ちた指揮で、まったく新しい世界が開ける1枚。〙
〘 北欧の俊英サロネンと手兵ロスアンジェルス・フィルによる、ヒンデミットの作品集。ヒンデミットの作品の中でもほどよい親しみやすさで人気の高い「ウェーバーの主題による交響的変容」と、同名のオペラを下敷きにした交響曲「画家マチス」、そして比較的演奏される機会が少ないものの、ピアノと弦楽オーケストラが存分に活躍する佳品「4つの気質)」のカップリング。サロネンとロス・フィルの機動性を存分に発揮した管弦楽ファン待望の1枚です。?におけるエマニュエル・アックスのピアノもききものです。1999年と2000年に録音されながらこれまで発売されなかったのが不思議なほど充実した1枚となっています。〙(原文ママ)
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