はなしのひろば

興味のある話題、健康、積極的に投稿します。

何時か来た丘母さんと

2019年06月08日 11時11分04秒 | Weblog
やさしいメロディー当時珍しかった8分の6拍子の「みかんの花咲く丘」。敗戦後わずか一年後に書かれた。加藤省吾の作詞である。三番の今は亡き母と丘を登って伊東の海を眺めた情景が描かれている。何故か寂しげな曲調。加藤は10歳の時父親が事業に失敗し一家は離散消息の知れなかった母親に再会したのは10年後のこと。慕ってやまない母への思いは戦争で母親と離ればなれになった子供がたくさんいた時代、加藤は彼らの母親への思いも歌に込めたといわれている。


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うみにおふねをうかばして

2019年05月18日 11時33分31秒 | Weblog
うみはひろいな おおきいな・・
童謡「うみ」は戦時色の濃い昭和16年林柳波の作詞である。尋常小学校の教科書に載った。戦意高揚とは全く繋がらない内容の歌が検閲をとおったわけはどこにあるのだろう。
三番うみにおふねをうかばしてと
うかばせてではなく子供言葉でつづられている。柳波は群馬の生まれで海を知らない。海を見た素直な気持ちが詩に表され子供言葉で子供の心に寄り添った内容が検閲を通させたのだろう。
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柱の傷はおと年の

2019年04月27日 11時18分38秒 | Weblog
童謡「せいくらべ」中山晋平作曲、海野厚の作詞である。なぜ柱の傷は去年ではなくおと年となっているのか? 海野厚は当時不治の病である肺結核に侵されていた。弟の背を測ってやる優しい兄であった厚、病で郷里に帰れない、去年は測ってやれなかったその気持ちが込められているという。
厚は薬石効なく28歳の若さで亡くなっている。
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夜が心地よいとは

2019年04月06日 11時52分36秒 | Weblog
一日の活動を終え誰もが家路につく。暖かい食事、一日の疲れを癒して、ねむりにつく。それだけで心地よいはずだが、夜の闇が人の記憶と同じように世界を覆い尽くし退屈な細部を消してしまうから心地よいのだという(ホルヘ・ルイス・ボルヘス「異端審問」)。実は記憶というものは夜の闇と同じように事実を装い覆い隠し贋造し自分に都合よく編集するようなしろものなのだからという。
これは雪が銀世界で覆い、細部を隠すのは一種脚色されたような爽快感を与えるのと似ている。丸山薫の詩に夜、橇(そり)が過去の悔いを打ち消しながら朝に向けて疾走するシーンがある。しんどい印象もあるが、夜にはこうしたリセットの性質があるのだろうか。
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夏の日を繰り返すことができる者は

2019年02月02日 14時22分05秒 | Weblog
夏の日を繰り返すことができる者は
夏よりも偉大だ

彼には日が沈むときに
日をもう一度つくることができる
あのためらいと茜色を

   エミリー ディキンスン

晩年になって過去の記憶を手繰り寄せようとするのみならず力を得られる連想をしてしまうのだが
過去を繰り返すことはできない。しかしそれを現在において変わらぬ感覚でよみがえらせることができたら
何物にも負けない、その気持ちが若さなのかと思ってしまう。

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心のコンパスの向かう先

2018年12月02日 21時19分29秒 | Weblog
自分のコンパスはどちらを向いているだろうか?まだ若くてそんな先のことなど考えないという人も、しかし、そんな年もあっという間に来るのだけれど。年をただ取るのを待つだけのでは味気ないものになるだろう。
世の中の為人の為そして最後は自分の為。しかし、これが逆転してただただ自分の為になっている人の多いこと、他山の石である。
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災害が続いても

2018年10月06日 08時38分58秒 | Weblog
相次ぐ台風の襲来、海水を運び塩害で停電が相次いで、生活が麻痺している。地震も相変わらずだ。もともと災害と隣り合わせの国である。災害を考えに入れて成り立っていた、取り込む知恵だ。しかし、実際風水害に遭うと、弱さが前面に出てしまう。公的救助を十分にえられ元の生活を取り戻せるよう為政者は配慮せねばならないのだが。
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夏の思い出に

2018年08月04日 22時31分11秒 | Weblog
電車の夏の草いきれ東北の山野を周遊したことがある。学生の頃、中学校を回り、生徒の家庭などに宿泊したり、学校が旅館を用意してくれたり、英語のコンテストのキャラバン、英語の歌唱指導、英語の寸劇スキット、などなど合間を縫って観光。
 若いからなにも囚われてなかった、山形の花笠まつりの頃であった、蔵王にのぼり、東北の自然と人々のおもてなしにつつまれて夏の思い出はいつまでも残っている。
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梅雨も早々と明ければ

2018年07月01日 16時57分22秒 | Weblog
今年の梅雨は史上最速で明けた東海関東地方。太平洋高気圧の張り出しも海水温が高いからという。夏、一番美しい季節。けれど、この暑さ。気を付けて乗り切りたい夏である。
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卯の花の匂う垣根に

2018年04月30日 19時44分27秒 | Weblog
ここのところの気温の高さには夏が押し寄せるのかと、いやいや、地球温暖化なのだろうか。夏の到来を感じさせる、青葉若葉の美しい季節である。
怠り諌むる、自ら書をよみ、ものを書き夏を迎えるとしよう。
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梅も見頃とかで

2018年03月04日 20時07分58秒 | Weblog
高気圧に覆われて20度の気温。近くの梅園に出かけてみたのです。紅梅白梅枝垂れの梅と見るものを楽しませてくれて、ジブリの演奏する吹奏楽団がありました。
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今年の寒さは一段と

2017年12月16日 08時46分07秒 | Weblog
ラニーニャ現象だという。赤道太平洋海面温度が低いのである。となれば、わが日本に寒気が流れ込みやすい偏西風の蛇行が起こる。寒いのはやはりきつい。体力の消耗もさることながら、体を冷やすと抵抗力も下がりウイルスの格好の標的となる。
味気ない言葉を並べてしまったが。 厳しい寒さに冬の凛とした空気に身を浸し、冬の到来を喜ぶ情緒もまたよいもの。そういう楽しむ余裕を常日頃から持ちたいものである。

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マラリア根絶したらガンが増えた

2017年10月15日 20時30分27秒 | Weblog
イタリアのロ-マ近郊にあるポンティン沼周辺の住民にマラリアが蔓延していた。高熱を発生する病気である。
おそらく、マラリア病原体を持つという蚊の発生が原因ということでその沼を埋め立ててしまった。
マラリアの発生はなくなったが代わりにガン患者が増えたという。
 40度近いインフルエンザにかかったガン患者のガン細胞が消滅したという。ガンは熱に弱いというのは本当のようである。
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お彼岸の頃は

2017年09月24日 13時50分28秒 | Weblog
やはりぐっと気温が下がり、昼間の日差しは確かに強いのだけれども、この時期一気に彼岸花が咲き揃っている。きれいに掃除してお墓参りを済ませれば
これから日一日と秋の気配が深まってゆく。無事過ごされますようにと祈りつつ家路に向かう。
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夏の夕焼け雲の風景

2017年08月02日 22時28分14秒 | Weblog

八月、西の空夕焼け色に染まった積乱雲が上層に広がる風景・・夏ですね

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