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伊豆七島南部の南の島八丈島。東京から遠く、鳥も通わぬと表現されたほどの離島です。独特の文化が残り。夏涼しく、冬暖かい島です。
ハワイや沖縄より安く行けるため、コロナ前は人気の観光地でした。
そんな、八丈島に行くと、すぐそばに必ず見える小島が、あります。
今は無人島ですが、昭和40年代までは、村人が住んでいた八丈小島です。
小島ですが、標高が、600メートルもあるので、平地がほとんどなく、飲料水もないため、居住困難なため、集団離島しました。
発電機によるわずかな電力と、プロパンガスで、なんとか100人ほど生活していましたが、電話も1日1時間しか通話出来ず、船で渡る事も、1週間に1度しか出来ませんでした。
そして一番の困難は、象皮病という謎の病気が八丈小島にはありました。寄生虫由来のものと判明していますが、死亡率は低いですが、一生治らない難病でした。八丈島の人も恐れて、八丈小島に近寄らない時期もあったらしいです。
現在は、廃村がふたつ残り、救急隊員が駆けつけ出来ないため、宿泊は禁止になっています。渡るには、八丈島で漁船に乗せてもらうしか、手段はありません。火山ですが、噴火の記録はなく、頂上に火口もなく、放牧場の跡があります。