モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

身の回りある短歌らしい言葉を・・・

2012年10月09日 | 詩に至る病

12・10・9

 身の回りの短歌らしい言葉を・・・

 

あさがおの代わりの花と入れ替えれば・・・・・・・、と思って

手元にある「四季の花だより」を繰った。

十一月の花に「ミセバヤ」がある。

写真の下に説明文があり

「肉厚の葉だが寒さに強い」の説明文がある。

 

「寒さに強いミセバヤの花」とすれば、なんとなく短歌らしい。

 

以前詠んだ川柳

「用のないはがきを貰ったうれしい日」を思い出した。

 

「寒さに強いミセバヤの花」をくっ付ければ

「用のないはがきを貰ったうれしい日寒さに強いミセバヤの花」

なんとなく一首出来上がる。

 

ほかを探すと2月の花に「スイセン」がある。

 

ヒガンバナ科、学名はナルシッサス、

ギリシャ神話の美少年ナルシッサスに因みます。

たったこれだけで一首詠める

 

「スイセンはヒガンバナ科の冬の花ギリシャ神話のナルシスに因る」

私は「冬の花」を追加しただけ、

花の説明文は読み様によってはすぐにでも一首詠めそう。

 

ランタナは12月、

「温度さえあれば年中咲いている花の一つです」に引っかかった。

「温度さえあれば年中咲いているランタナの花房総が好き」これも

「房総が好き」を追加しただけ。

 

欲が出てきて短歌らしく整えて、

「絵手紙に添えた一言うれしくて寒さに強いミセバヤの咲く」

 

私は約半年の入院生活を終え、

散歩がてらに近くの本屋に寄り、

「幸福が幸福を呼ぶ」宇野千代さんの本を

たまたま手に取ったのが縁で隣りにある同じ著者の

「天風先生座談」に巡り会った。

 

このことが後々の私を大きく変える転機になった。

「幸福が幸福を呼ぶ著者千代は天風先生座談を著す」

 

短歌が詠めただけで

身の回りに短歌に相応しい言葉がたくさんあることに気づき、

新たな世界が広がって行きます。

 


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