おじさんが読む「赤毛のアン」（２３）生きるって・・・

１１・１２・１２



第２３章

「アンの名誉をかけた事件」


牧師館のお茶会から１週間たった。
ダイアナ・バーリーはパーティーを催し、
アンも誘われた。

「命令遊び」に
アンは屋根から落ちて怪我をする。

子供は時にはこうした無茶な遊びをする。

無茶な遊びをアンは受けてたっている。

アンの心情はそうなのか、と
おじさんは理解した。

怪我をしたアンを中心に物語は展開する。

マリラの狼狽えるようすに
アンに対する思いが滲み出ている。

７週間の療養生活中
学校友達はじめ沢山の見舞客が訪れている。

「みんな親切ね、マリラ」
アンにはすでに沢山の友達がいる。

特に牧師夫人のアランが訪ねてくれると
アンは一段と元気になる。


おじさんはチョッと横道に逸れます。

マリラにとって
既にアンはかけがえのない存在になっている。

そして友達からも親しまれている。

アランの存在はアンにとってどれほど
重要で大切な存在かわからない。

アランが見舞いに来るとアンは元気になる。

この物語に初めて登場する立派な大人？
立派な人間と云える。

既にアンの世界は事件、事故、そしてトラブルを通じて
確実に広がっているし成長している。

無理難題に挑戦するのが
美徳とされる風潮があります。

特におじさんが育った時代は
追いつき追い越せの時代、
特にこの風潮が強かった。

自らが見出した課題に挑戦するのは
それなりに価値があります。しかし、

挑戦を迫る、挑戦を強いる風潮が
強すぎるのではないか、と
おじさんは危惧します。

自らも課題を見出せず、
周囲から挑戦を強いられているのでもない、

生きるってそう云うものじゃない！

写真の説明
ヤツデの花です。冬の花です
近くに蜘蛛の巣がある、
花を目掛けて来る昆虫もいるのかなァと
おじさんは思いました。

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