12・6・2
歳時記をウロウロする
文章を書く動起に
養護老人施設に入居するお年寄りに毎月7,8通ハガキを差し上げるのが発端でした。
ハガキに書く話題を歳時記に求め
季語の説明文や例句から適当なフレーズや文言を書き抜き、
くっ付けたり入れ替えたり、オヒレハヒレを書き加えて一文に仕立てる。
7,8通のハガキ文は比較的簡単に書ける、と云うのが以前お話した要旨です。
その後藤森先生がおっしゃった
折り紙とノーマン・カズンズ著「笑と治癒力」は本質的には同じ……と云う言葉に
引っ掛かって折り鶴を約5千羽折った。
自覚できる変化は無かったが、血液検査の結果に折り紙の力が反映された。
犬棒カルタと花咲爺さんに重ねてお話しました。
大阪の藤森先生の言葉に引っ掛かったのも
歳時記から適当なフレーズや文言を書き抜くのも
同じようなものが根底にあるような気がするのです。
老人施設のお年寄りにハガキを書く目的から
適当なフレーズ、文言を選んでいる。
適当に、たまたま見つけたフレーズや文言のように思われましが、
実はかなり意図的にこうしたフレーズ、文言を選んでいる。