モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

初めて短歌が詠めたのは・・・

2012年06月25日 | 無財の七施

12・6・25

初めて短歌が詠めたのは70歳の時でした。

   「初めて短歌が詠めた!」

 毎週日曜日午前8時からNHK俳句の番組を見ている。

08・12・7(日)は早めにスイッチをいれた。

NKK短歌後半が放映されている。

 

「わずかなよろこび あれば他人を 責めがたし 

今日あさがほの はじめて咲けり」(永井陽子)

 

字あまりだがリズム感がある良い短歌です、とNHK短歌の選者は紹介している。

 

「わずかなよろこび」と「今日あさがほのはじめて咲けり」は共感できるが

「他人をせめがたし」は表現として適当ではないような気がした。

 

「わずかなよろこび」が「やがて大きく育つ」そんなイメージを詠めないものか、と考え、

「言い換えてみよう」と思った。

 

「よろこびはわずかながら」と言い換えて「今日あさがほがはじめて咲けり」の間に

適当な文言がないものか、と思案。

 

「火種」を考え

「よろこびはわずかながらも火種なり今日あさがほのはじめて咲けり」

 

言葉使いを入れ替えて「火種」を織り込んだだけ、でも短歌らしい。

「ヒョットするとオレでも短歌が詠めるかも知れない」と思った。

 

今の季節の花と入れ替えれば・・・・・・・、と思って手元にある「四季の花だより」を繰った。

十一月の花に「ミセバヤ」がある。

 

説明文の下に写真があり「肉厚の葉だが寒さに強い」の説明文がある。

「寒さに強いミセバヤの花」とすれば、なんとなく短歌らしい。

 

以前詠んだ川柳

「用のないはがきを貰ったうれしい日」を思い出した。

「寒さに強いミセバヤの花」をくっ付ければ

「用のないはがきを貰ったうれしい日寒さに強いミセバヤの花」

なんとなく一首出来上がった。

 

12月はランタナ、説明文の

「温度さえあれば年中咲いている花の一つです」に引っかかった。

 

「温度さえあれば年中咲いているランタナの花房総が好き」これも

「房総が好き」を追加しただけ。

 

 欲が出てきて短歌らしく整えて、

「絵手紙に添えた一言うれしくて寒さに強いミセバヤの咲く」とやってみた。

 

川柳が使えるなら俳句も、と考えて手元のNHK俳句12月号をみる。

「クレヨンに昭和の匂い秋深し」を「クレヨンに昭和の匂い懐かしくチューリップ描き富士山を描く」

 

「聞き上手話し上手は秋深し」を

「相槌は話し上手に聞き上手一言で云い例えて話す」

 

 今、読んでいる「江戸の中の近代」

サブタイトルに秋田蘭画と解体新書とある。本の帯に書かれた

「みちのくに芽生えた写実的精神の不思議」を使って、

「みちのくに芽生え写実の精神は秋田蘭画と解体新書」

 

まさか!と思える短歌が詠めた。短歌が詠めるのだから詩も書けるだろう・・・

おりしも年末、毎月第二、四日曜日、千葉日報に掲載される読者文芸欄に

俳句、短歌、川柳、詩の4部門に新年早々投稿を開始、丸2年続いた。

 

 

 

 

 

 


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