モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

天の恵み地の恵み

2012年06月26日 | 無財の七施

12・6・25 

      天の恵み地の恵み

新川和江の詩、金子みすゞの詩は天の恵み地の恵みを詠んでいる。

当たり前の事として受け取っているが、

海の底ではお魚が葬式をしているだろうと、みすゞは詠っている。

新川和江は

獲り放題、持って行き放題の行為が許されている人類が、

小引出に鍵をかけるような小賢しいことを嘲笑っている。

 

万物の霊長としての人間(人類ではありません)には、有難い、この上もなく有難いことに

「求めよ!さらば与えられん!」という特別な能力?仕組?も与えられている。

 

こんな有難い能力?仕組?が与えられている、用意されているのに、

何を嘆き、悲しむことがあるのか…聖書にはそんなことが書いてあります。

 

私淑する天風師も同様のことを仰っています。

乱暴を承知で敢えていうなら、天風師は、

嘆き、悲しむことを止めるのが先だぞ!さらに

嘆き、悲しいことを喜びと感謝に振り替えろ!

 

そんなこと、出来るわけがねえ!と言ってしまえばそれまでのこと、

もしかしたら、そうかもしれない、本当かも知れない…。

疑い深くも、本当かも知れない…方向へ歩みだしました。

そんな風に天風師の教えに接してきました。

 

そのメカニズムが分かるまでは実行しようとしない。

 

そのメカニズムを追求しようとして、

あの本を読み、この本を漁る。

一見努力をしている様に見えるが、変形した悪い癖です。

 

本当かも知れない…すでに私の臭覚は嗅ぎ分けているのです。

そこまでのことを臭覚が感知しながら、

横道にそれてしまっている。

 

「…一夜の安らぎをもたらしてくれた布団に感謝して畳む…」

天風師が述べられた言葉です。

 

その通りやってみよう!と思ったのです。

自分の布団は自分で畳んでいました。しかし、ただ畳んで押し入れに仕舞うだけでした。 

感謝を込めて、敷布の皺を手で伸ばし、四隅を整えて押し入れに入れる。

 

天風師の教え、というほど大げさに捉えていません。

ですから20年もの間、

知ってはいましたがその通りやってみよう、と思っていません。

 

どう云う訳か、

簡単にできることが沢山あるぞ!と思ったのです。

 


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