モジリア

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文化・美学・哲学

2012年09月18日 | 折り紙切り紙

12・9・18 

折り紙切り紙500日

文化、美学、哲学

昨日は

鎌ケ谷市南初富コミュニティーセンターの「芋洗い」に参加した。

 

昨年(2011)11月、

千羽鶴を5千羽以上折った結果が、血液検査に現れた。

千羽鶴を折るという同じことを繰り返すには

先ず根気と大雑把でも折る目的があると実行しやすい。

 

そう考えて毎週月曜日10時~12時まで千羽鶴を中心とした

折り紙を折るサークルを立ち上げた。

 

鎌ケ谷市は核兵器廃絶宣言都市でもあり、

原爆記念日に広島へ折鶴を送っている。

 

市の理念に賛同する目的もあって、

8月に芋洗いは1万羽以上の千羽鶴を市に託した。

 

毎週月曜日、

折鶴を折りながらのお喋りも楽しみながら、芋洗いは続いている。

 

千羽鶴を折ることを中心にバリエーションがあっても良い、と考えていたが、

次々違ったものを折りたがる。

鶴は知っている…何か他の折り紙…さながら折り紙教室、そこで、

みんな一緒に同じ手順で3羽折ることにした。

折り紙を始めるウオーミングアップと考えたか、素直に従ってくれる。

千羽鶴を最初に折る。

時には横道にそれても良い、そんなスタンスが定着したように思える。

 

井上由季子氏の提唱する

同じモチーフを1年3か月毎日続ける考えも千羽鶴に通じるように思う。

 

最近気づいたことだが、

千羽鶴を5千場も折ることで、折る文化に触れている、と思った。

 

折り方だけではない、

折り紙の文化、強いては折り紙を生み出したか編み出した知恵、文化に係って居る。

 

手先を使い、身体全体で諸々の文化のエキスを受け止め潜在意識に蓄積されている。

 

新たな何かを始めようとしたとき、

こうして潜在意識に蓄積されたものがある種の雛形?となって現れる。

千羽鶴を折り続けることの意味はこうしたことにある。

 

同じモチーフを1年3か月毎日続けることも

形、色を始め身体全体で諸々の文化のエキスを受け止め

潜在意識に文化、美学、哲学となって蓄積される。

 

 

 



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