13・2・16
ー 継続はネタにあり Ⅰ -
20数年前
養護老人施設に入居するお年寄り、7,8人に
毎月ハガキを差し上げる活動を始めました。
以前にもこの話題を書きました。
水原秋桜子編俳句小歳時記から
季節の話題を拾い6,7行のハガキ文を書きました。
ハガキを書くネタ本として
水原秋桜子編俳句小歳時記を活用、
7,8通りのハガキ文をかくのは億劫にしない、
億劫じゃない習慣、と云おうか癖が身に付きました。
ハガキ文程度でもいざ、書こうと思うと
何を書いたら良いか、分からない、
分からないから億劫にする。
でも書きだすと書ける、という特性があります。ですから
書き初めるまでの手順を踏めば書ける。
最初に歳時記を広げる。
今の季節の季語を繰る、
身近な季語に目を通す。
ここまでやると、テーマが決まり、
なにをいおうとしているのか、大まかにイメージできます。
継続は力なり、という格言めいた言葉には
胡散臭さを感じて好きではありません。
でも、継続することは悪いことではありません。
能力を獲得する手法として継続することは
重要な手法だと思います。
文章を書く手順として
歳時記を活用することを勧めてきました。見方を変えて、
継続する手法として歳時記を、
つまりネタ本さえあれば
毎日繰り返すこともそれほど億劫じゃない。
毎日一定のことを繰り返すことで
ある種の能力を獲得できる、という仮説を立てました。
2月からフェイスブックに
歳時記をネタに簡単な文章を書き続けています。
2月一杯実験的に続けます。