13.2.8
ー 見立てる Ⅶ -
臨床美術のガイダンスに参加しました。
見立てる、をテーマに右往左往しながら書きました。
見立てる、想像するって
生命活動を促す起爆剤でもあります。
白隠禅師の説く軟酥の法も簡単に云うと、
想像することで生命活動を活発化させ、病を克服する。
だから想像力を訓練的に獲得しよう、と云うのが
大雑把なこれまでの要旨です。しかし、
認知症のお年寄りに
像力を訓練的に獲得しよう、と云っても無理があります。
臨床美術ではその辺りを解決する手法を開発した、と云えます。
紙と絵具があれば、絵は誰でも描けます、理屈では…。
いくら口を酸っぱくして云ったところで無駄です。
描き始める、描く気にさせる手法を開発したのが、臨床美術、
眠っている想像力が力を得て、動き出すのです。
FBに水原秋桜子編俳句小歳時記をネタに
小文を書いています。
多くの人は小文でも書く事を億劫にしています。
億劫だから書かない、しかし
書きだすと書ける、と云う特性があります。
書きだす部分を
水原秋桜子編俳句小歳時記を活用すると良いですよ!と提案、
FBで実際の例を示しています。