『前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて本当に想像すら出来ないことでした。紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る――。』『錦繍』(著者:宮本 輝・発行:新潮社より)
蔵王温泉から蔵王スカイケーブル『錦繍』ではゴンドラ・リフトにのって、もうダリア園はなくなり、ゴンドラも新しい高速スカイケーブルに変わっていますが、ロープウエイと違い、ゴンドラの対面席は小説の会話の様子がよみがえります。お二人ともお若いのによくこの小説を知っていましたね。駅で蔵王大権現の御朱印と三大神3ケ所を回った大きな御朱印と日付の印をいただき、中央高原駅前の蔵王大権現にお参りをして、ドッコ沼へ、そこはまさしく『錦繍』の世界です。
ドッコ沼に思いを残し、「思いでぽろぽろ」の舞台になった。ベニバナの里「高瀬」を通り、山寺へ向かいました。
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