蔵王の豊かな水源に恵まれ、エコーライン沿いの上山永野地区には美しい棚田が数多く残されており、一区画が比較的大きなものから、山間のわずかな土地を耕したものまであり、山の稜線が美しい表情を見せてくれます。日本の原風景である棚田、もうすぐ稲刈りが始まります。
こけし218さんのコメントのリクエストに応えて、逆光の写真ですが、今年の7月23日に撮った茂吉の歌碑の写真です。後ろの屋根は山頂の蔵王山神社です。この頃の熊野岳はコマクサの最盛期でした。
http://www.yamagatakun.org/kyoushu/mokichi01.html
今年の7月23日に撮った熊野岳に咲く、最盛期のコマクサです。9月25日もまだコマクサが残って咲いていました。
近くで見ると、お釜水は透明です。
火口湖の風で波打つ湖面から、刈田岳神社を望む。
エゾオヤマリンドウとお釜。
なんと、お釜の火口湖の側に、コマクサが咲いています。火口壁の土砂と供に流されてきたものと思われます。左手には沢跡があり、数株のコマクサが確認されました。
9月24日(日)オープンガーデン感謝デーたくさんのお客様にお越し頂いてきましたこのオープンガーデン。何かお礼をしたいと思い今年から感謝デーを開催することといたしました。自分たちでできる事は何かと考えたささやかなイベントですが是非皆様におこし頂き、秋の一日を蔵王ペンション村でお過ごし下さい。ということで○とき:9月24日(日)午前10:00~午後3:00蔵王ペンション村入口広場で開催されました。
○出展: *オープンカフェ(チキンカレーと手作りナン、シフォンケーキなど)ハーブティの無料サービスがあります。*フリーマーケット 雑貨、衣類のほか各ペンションで育てた株分け
苗、花苗や自慢の手作り品などもあります。*産直野菜の販売、各品ともなくなり次第終了となります。
台風がそれて、すばらしい秋晴れの中、お地蔵様の秋のお祭りが開かれました。高湯通り・上浴場からバスターミナルまで、はっぴ姿の稚児など参列者の行列から始まります。
蔵王地蔵尊は、安永4年(1775年)、蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅東約100メートルに、諸願成就・災難よけとして宝沢の庄屋によって、37年もの長い歳月をかけ建立されました。高さ2.34メートル、肩幅1.2メートル、膝幅1.8メートル、台座の高さ0.34メートルの坐像で、安山岩でできたお地蔵さまです。祭礼は毎年5月24日(春季)と9月24日(秋季)です。
蔵王のお祭りでは欠かせない、蔵王大天狗様も玉串を奉天しました。
蔵王ロープウエイ山頂駅で、一般のお客様にも、いも煮とダンゴが振る舞われました。
あんこ、しょうゆ、ぬた(枝豆)の3種類のダンゴでした。
エゾオヤマリンドウ(リンドウ科)
登山道は今、エゾオヤマリンドウが鮮やかな青色を見せてくれます。リンドウ科の多年草です。花が開かないと思っていましたが結構開いているのが目に付きます。北海道・本州北中部の高山の草原や火山灰地に生えています。
ゴゼンタチバナの実
ミズキ属の植物は木体が多く草体は例外的なので、ゴゼンタチバナ属として独立させようという意見もあります。 果実をカラタチバナに例えてこの名がつけられたそうです。
マイズルソウの実(ユリ科)
日本各地の山地に生える多年草。春から初夏にかけて白い可愛らしい花を咲かせ、今、赤色の実をつけています。山奥の林の中などにごく普通に群生する植物なのですが、小さいので花の時期でもないとつい見逃してしまいます。近づいてよく見るとなかなか風情のある花であり実です。
ネジバナ(ラン科)
このルートの登山道のネジバナは色も鮮やかで、しっかりとネジれていたのでシヤッターを切ってしまいます。小さいながらもランの一種で、ラセン状に並んだ小さな花は下から上へ咲き登り、「頂上に達する頃に梅雨があける」と言われています。ラセンのねじれは、左巻き、右巻きのどちらもあります。
ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
蔵王では分布範囲が広く、秋の香りを感じる代表的な花です。ミヤマアキノキリンソウは茎の頂端にまとまって付くので、よりあざやかです。そのためか、コガネギクの異名もあります。
イワショウブ(ユリ科)
いろは沼についた事を知らせてくれます。エゾオヤマリンドウの最盛期なので、見逃しがちですが、イワショウブはその名に反し岩場でなく、亜高山や高山の湿地に生えます。
木歩道の両脇はエゾオヤマリンドウが!!今年は沢山咲いていました。
熊野岳よりお釜・刈田岳を望む
秋晴れの空・馬の背には沢山のハイカーが!!
まだ、コマクサの花も残っていました。
ガンコウランの実・甘くて美味しかった (*^_^*)
シラタマノキの実・一面に実を付けていました。
春は真っ白なワタスゲ・夏は黄金色のキンコウカ・秋は草紅葉にリンドウ
わたしはだ~れ?ハクビシン?
木歩道の両脇は草紅葉とリンドウの花がビッシリです。
台風一過の青空に誘われて、賑わいが!!
いろは沼の湖面に映る白い雲とリンドウのブルーいいよね!
エゾオヤマリンドウの鮮やかすぎるほどの青さに目を捕られてしまいます。
登山道の道端にはリンドウが満開になっています。
木柱の土留めに石を敷いて整備された登山道
祓川コースといろは沼コースの別れ道にある御田之神付近も色づいています。
蔵王温泉・鴫の谷地沼遊歩道のカエデが色づき始めました。
ススキと湖面に映る雲、秋の風情があります。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
ツリフネソウとキツリフネは大変よく似ている花を付けますが、細かく比較していくと色以外にもいくつかの異なる点があることがわかります
1.距の形 キツリフネは渦を巻かずに単に下方に垂れ下がるだけです。
2.花序 両者とも葉腋から出ますが、ツリフネソウが斜上して葉の上で花を付けるのに対して、キツリフネは下垂し葉の下に花があります。
キツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
3.花弁の大きさ 下垂する花弁2枚はキツリフネの方が大きい。
4.葉の形ツリフネソウは先がとがった菱状楕円形で細かく鋭い鋸歯があるのに対して、キツリフネは長楕円形で先はツリフネソウのようにはとがらず、粗い鋸歯があり、葉柄も長いなどなど。。。
鴫の谷地沼・湖畔の散策路はまだまだ山野草などを
観察しながら森林浴が楽しめます!!