先日、いつも仲良くしているママ友のお家で、今となっては?恒例となった「料理教室」をしました☆
こんな「料理教室」なんて、専業主婦でなければ、無理。
今の時勢、フランスでも、共働きが多く、
日中、何もしないで?家にいて「子育て」だけしているママは、もしかして、少数派?
問題なのは、
ここフランスでは、2週間もの学校休暇があるので、その間、一体、誰が子どもの面倒を看るのか?という事。
共働きな夫婦でも、近所に、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんが住んでいれば、
ポンッ!と子どもを家に置いて、自分は、急いで仕事に行ける。
フランスでも、そういう家庭、いっぱい!
私の夫は、つい最近まで、妻である私が、どこか外に働きに行って、
娘は、自分の親に看てもらえばいい、と考えてた。
でも、「それじゃあ、ダメだ。」と、はっきり意識し始めた。
母親じゃないと、ダメだと感じている。
稼ぎ手である父親の彼の概念が、しっかり確立しないと、あこがれだった専業主婦は、
いつまでも、「あこがれ」のままで終わり、娘を預け、朝から晩まで、どこか外の職場で働かなければならない。
フランスでは、「共働き」が基本概念なので、
専業主婦でいる私に対して、「なんで外で働かないのか?」と、
近所のフランス人は、不思議に思い、噂話をする。
外国人妻であっても、言葉の不自由さなんか、ほっといて、
「どこでもいいから、あなたの奥さん、働きに行ったら?」と、夫に、尋ねてくるらしい。
都会からしてみたら、有り得ない光景が、ここ小さな港町ではある。
隣人や、さほど親しくない知人の私生活さえ気になり、批評する。
私も夫も、性格上、そういう人の噂話が好きではなく、
ましてや、自分達の事を、あれこれ批判されるなんて、過去にもなく、好い気がしない。
「料理教室」は、余暇を使って、「国際交流」する手段であって、
別にビジネスにするつもりも、本職にするつもりもない。
この日は、朝10時半頃にお邪魔し、
ちょっと休憩し、11時半頃に、ボチボチと準備スタート。
夫は、日本食でも「ガストロノミー」(食文化に通じていて、高級食材を扱った料理を好む)なので、
庶民的な日本料理の「お好み焼き」や「どんぶり」等、見向きもしない…。
ママ友は、青味魚も、生の魚も平気。
とても日本食に興味があり、自然と日本食を披露するモチベーションが高まり、
今回は、簡単に作れる庶民の味「親子丼」を紹介☆
あらかじめ炊いておいた日本米を持参して行ったので、アッというまに、出来上がり♪
みんな一緒に食事をして、とても楽しい料理教室でした。
みんな上手にお箸使って、食べてたよー☆