桃色鸚哥のため息

風の吹くまま、気の向くままに……

1月21日(土) 術後4日目

2006年02月19日 | Weblog
 確かに痛み止めは効いた。夜中にトイレに起きたとき、痛みがないということがこんなに身体が楽なんだということがよくわかった。しかし。
 しかし、だ。咳をすればやっぱり痛いもんは痛いのだ! 出てしまったのだ、1発……。眠り薬にした方がよかったのか……。

 今日はお昼から雪になると、夕べの天気予報では言っていたが、目覚めればもう辺り一面真っ白で、雪はさらにどんどん降り積もっているのだった。思わず写真を撮った。

 食事は、朝は三分粥だったがレベルアップしていくことにして、昼は五分、夜は七分に。八割方食べられたかな。なんだか急に食べようという気持ちが沸いてきたみたい。まあ、ちゃんと食べないと出るものも出なくなってしまうしね。

 でも、どうも昨日の背中のチューブをはずしたあとの後遺症と寝たきりの後遺症で、恐ろしく腰が痛む。寝てばかりでも痛いのだが、起きて食事をするのが限界、起きていると痛くなってしまう。寝ても起きてもいられないので、また点滴をころがしながら歩く。うん、この方がましだな。

 それと、腸の中を食べたものやガスが移動するときに、脂汗が出るような痛みというか、そういう状況になる。これは経験したことのある人でないとわからないだろうが、便秘で出ない日が続いたあとの出る直前の苦しみといったところだろうか……わかんねぇだろーな~。筋腫を取った人はみな、このような状況になるらしく、医師やナースには話が通じたんだけど。

 とにかく、いきむことはできないので、ガスも出したくなったら出るまで待つ。出そうとすると力が入るからダメ。溜めておくこともダメなので、人がいようといまいとかまわず、だ(笑) でもそれこそ力が入らないので、他人様に聞こえるようなものは出ないのだ!

 それから、やっとテレビをみようかという気になった。活字やメールもなんだか見ると目が回るようで嫌だったのだが、それもどうやら大丈夫みたい。入院したら本読むぞ~!って数冊持ち込んでいたのだが、今日までちっとも読む気にならなかった。寝てるからって読めるもんでもないのだなあ。

 また夜が来て、咳が出るのが嫌なので、すぐ隣の薬局にのど飴など数点を買いに行ってもらったのだが……どうしてこう、私の欲しいものとはことごとく違うものを買ってくるのかねえ、あいつは!! ちゃんと説明したのになあ。頼んでもいないのに咳止めの液状の薬を買ってきた……あのさ、ここは病院でね、勝手に市販の薬など飲んじゃいかんでしょう? あ”~やだやだ。何年同じ家に住んでも理解できないものは理解できないんだな。私は、あなたの好みはわかっていますがね……入院してまでこんな思いはしたくなかったな。