紋次郎と日々の出来事

骨肉腫と闘った紋次郎と保護犬の正次郎との日々

忘れないために15

2008年05月13日 22時36分35秒 | 父のこと
そろそろお父さんお肺がんの闘病状態を書こうと思います
闘病記の前に、お父さんが飲んでいた健康食品を紹介します。
決して行者ではないですよ。そしてこれらを飲んだからって決して癌が消えるわけ
ではまったくありません!!
お父さんは最初のころ、アガリスクを煎じた汁を飲んでいました。すっごくまずくてよく飲んでいるなぁっと思ったものです。
結局闘病中、何の効果もなく、逆に癌を誘発しかねないという記事を読み、3ヶ月
ほどでやめました。
次の健康食品は次回


急になった電話。もしかして病院じゃないのでは?と不安になったが、結果、病院からでした。「血圧が下がってきていますのですぐに来てください」
こんなときでも私は『みんなでお父さんが闘っているのにご飯を食べに行っちゃって怒っちゃったかな?』程度の考えでした。
が、ほかの家族は終始無言
ICUに行くと帰るときにはがらがらだったベットがすべて埋まっていた。いったいどうして運ばれたのか、小さな女の子の「いたいいたい!」の悲鳴が響いていた

お父さんを見るとさっきとは変わりがないが、モニターを見ると明らかに血圧が下がっていた。するとドカベン先生が来て悲しそうに「急に血圧が下がって、今心臓を動かす薬を打っています。普通の人がこの薬を打つとショックで死んでしまうことがあるほどの強い薬です」
現実を見せ付けられた・・・。
家族全員でお父さんに呼びかけた。交代で。義兄たちは足の裏に血圧が上がるつぼがあるからとずっと足をもんでいた。
看護婦さんが「会わせたい人はそろっていますか?」っと聞くので「あと一人いるのですが」というと、二人の看護婦さんが声をそろえて「すぐに呼んでください」と。
すぐに飼主1に電話をした。まだ最終電車が出ていなくて本当によかった
「お父さん、がんばって!まだ大丈夫だよ」
全員で呼びかけ続けた、結構うるさかったと思うけど看護婦さんたちは何も言わなかった。
みんな、泣いていた

すると11時過ぎ、急に看護婦さんが「血圧が安定したし、もう遅いので今日は泊まっていってください」どうやらお父さんはまたがんばってくれた。持ち直したのだ!!
が、家族が泊まる部屋が今日は一杯なので違う部屋に案内します
つまり家族が病院に泊まるって事はまだ安心は出来ないって事で・・・
母と姉、私3人で泊まることにしました