紋次郎と日々の出来事

骨肉腫と闘った紋次郎と保護犬の正次郎との日々

忘れない為に16

2008年05月22日 22時49分18秒 | 父のこと
健康食品について、これは最初の入院から最期までずっと飲み続けていました。でも決して癌が治るのではないので、よろしくお願いします
それはプロポリス。免疫が上がるそうで、朝晩2錠。抗がん剤を使用しているときは3錠飲んでいました。これがまた高価で臭くってとても飲めないです。
しかし、義兄のお父様も2年前、すい臓がんで余命3ヶ月といわれていました。癌の先輩(?)の父は義兄のお父さんにプロポリスを薦めて、今も健在です。
しかし癌が消えたわけではないです。そして私は決して業者ではありません。
母は半年に1度行われるとあるファミリーフェアーでいつもプロポリスを買っていました。4年近くなるので業者さんとお友達になり、かなり安くしてくれました。
プロポリスで出来た飴は、なかなか咳が止まらないお父さんにとても重宝しました。プロポリスのおかげっというか自己満足もあると思います(私も飲みましたが臭くってずっと口の中でそのまずい味がしていて・・でも体調変わらずでした)抗がん剤にも絶えれたのかなっとおもいます。
今年もそのファミリーフェアーがあります。母は「お父さんのために買うものが多かった、たとえば下着とか寝巻きとか。毎年お金を持ってプロポリスを買いに言ったけど、もう必要ないし、自分のものも買っても着ていくところもないし・・」こう聞くと本当に悲しくなります。早くたちなおってほしいです。

って、プロポリスは決して癌が治るわけではないですよ!!


朝、一睡も出来ず起きたところ、病院のばたばた音でみんな起きました。今日が祝日で本当によかったです。
話し合って姉がここに残り、私と母は一度家に戻りました。
飼主1もいて、その夜はそれぞれがそれぞれの思いで明かしたようです。
面会時間がたしか・・11時からでしたので、その間に家のことをして、長丁場になると思い、漫画を持って再度病院に行きました。
行きに、病院側から用意してくださいといわれた、歯ブラシ(普通の歯ブラシと歯冠ブラシをドラックストアーの人に薦められました。)と寝たきりの人が水を飲むために使う給水道具(?)をかいました。飼主1は帰りました

病院に行くと姉がいて、とりあえず帰って万が一のために家を片付けるために帰りました。(たぶん・・この辺の記憶がちょっと途切れています)

お父さんに会いに行くと・・・・・・・・
すごく顔がむくんでいて・・・まるでお父さんじゃないようでした

お父さんを見たとたん、ものすごく涙が出て、どうしようもありませんでした。
昨日とは状況が違う、明らかに違う、何が起こったの?????
お母さんはまだ冷静でした