浅い眠りから覚めたら、次は上田のアナウンス。
長野新幹線の車掌はばかに丁寧なしゃべり方だった。
長野で篠ノ井線に乗り換え、中央西線-中央線は西と東に分かれたようだ-経由で木曽福島下車。
駅レンタカーの手続きに行くといつもの人がいた。
車の脇で着替えをしようとしたら事務所の部屋を貸してくれた。
紅葉も散りはじめ、高い山の頂きは雪化粧。
冬だねぇ。
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帰路。
ダウンのベストにパーカーのいで立ちであるが、塩尻であずさ号を待つ間、体が冷えきった。
次は甲府。ほうとうでも食べたい。
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東京駅到着22時半。京葉線乗り場まで長い通路を行く。
各駅電車停車中。車内はすいていた。
話し声がするので振り向くと、20才台か、女子が携帯片手に大きな声で通話中。
右手にはコンビニの大き目のおにぎりをにぎりしめ、通話しながらかじっている。おじさんでもなかなか出来ない仕業。
となりの席が空いている。と、そこにサラリーマン着座。すぐにこれまた携帯に向かい大きな声で話し始めた。
すごい光景。本人達は気にしていないのだろう。
電車が発車。通話は途切れる。
すると女子はビニール袋から白いものを取り出した。
おーゆでたまごだ。そして無心に殻をむき始めた。
いっしゃくによると、T氏が先客でいた。由紀さおりのコンサートに行った帰りだそうだ。
しばらくすると、oちゃん現る。