もんぱの北海道たより

現在、北の大地在住。寒がりのうちなーんちゅ(沖縄県人)が、日常のあれこれ!!書いています。

宿命

2019-01-03 19:58:45 | 本ネタ

東野圭吾 (ひがしの けいご) 

本の帯より・・・

『ラストを先に読まないでください!

タイトルに込められた真の意味。

それは最後の10ページまでわからないのです・・・。』

読み終わった後に、帯のコメントに気が付いたのだけれど、

「うんうん、そうだそうだ」同感同感!!

勇作と晃彦の幼い頃から続く因縁は、

ラストで一気に解き明かされる。

この「謎」途中で気が付いた人いるかな!?

まだ、読んでない方!!謎解きしてみませんか!? 

 



下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん

2019-01-03 19:57:02 | 本ネタ

嶽本野ばら (たけもと のばら)

ロリータ「桃子」にヤンキー「イチゴ」

(イチゴは、この名前が嫌いで「いちこ」と名乗っている。)

二人は、ひょんな事から知り合いになる。

桃子は「クール」イチゴは「熱い」やつ。

モノの貸し借りでの二人の討論が、二人の見かけと逆っぽくって面白い。

「借りなんて返さなくていいんだよ。借りたものは自分のものにする。絶対返さない。

それが私の流儀だから、イチゴも借りとか貸しとか、私に作ることないよ」

「借りたものは返すのが筋だろ」

<中略>「自分が一番大事にしているものは、どんなに頼まれても、

どんな人からいわれても貸したくないんだよ。だから貸しちゃいけないの。

貸していいのは、どうでもいいものだけ。

だから私は借りたものは返さない主義なの。

その代わり、貸す時は戻ってこないことを覚悟で貸すの」

「お前、性格、相当悪いな」(p97抜粋)

見かけは正反対の二人だけれど、

「あつーい友情」(桃子はこの表現嫌だろうけど(笑))で結ばれているのだ。


JAL機の懲りない人たち

2019-01-03 19:55:42 | 本ネタ

伊集院憲弘 (いじゅういん のりひろ)

元日本航空(株)客室マネージャーの著者が、

高度一万メートルで起こる「お客様」との攻防!?

もとい!!エピソードを書いている。

いやー、しかしいるんだねーこういう「ヤツ(お客)」

自分が悪いのを棚に上げ、土下座をさせたり。

酔ったあげくに「殴る蹴る」怖い怖い・・・。

表紙に「高度一万メートルのレッドカード」と書いてあるが、

正にレッドカードの面々(そんな人ばっかりじゃないけどね)

飛行機搭乗の際、入り口でにこやかにお客様を迎える乗務員。

その笑顔の裏は、「要注意人物」チェック中(笑)

(もちろん、挨拶が主だとは思うけど)

皆さんも、チェックされてるかも。


さわこのこわさ 旅の素

2019-01-03 19:54:56 | 本ネタ

阿川佐和子  (あがわ さわこ)

阿川父(阿川弘之氏)曰く、

「学校なんてどんどん休め。世の中には他にもっと大事なことがたくさんある。」
素晴らしい!!

時代に関係なく(失礼)こういう親はいるものだ。

91pに出ている「ハッピーブッタ」ほしい~~~。

シンガポール行く前に、この本を読んでいれば・・・残念


ごんごんと風にころがる雲をみた。

2019-01-03 19:52:45 | 本ネタ

椎名誠(しいな まこと)



世界各地を旅する椎名さん。

過酷な旅が多いと思うけれど、

椎名さんの本でまだ見ぬ土地を旅するもんぱは、

今回の本でも「擬似旅」満喫しました。 (「楽」する読者。。。ごめんなさい。)

焚き火の炎は、マイナス40度だと暖かさを感じない事、

5・6階建てのビルの高さに相当する氷山の写真。

映画撮影の裏話。

ぐんぐん引き込まれていった。 あとがきも見逃せない。

「誰もが海彦、誰もが山彦」の文を読み、ちと考えてみた。

海に囲まれた島で生まれ育ち、海を見ると帰ってきたなぁと思う。

逆に山を見ると「旅してるなぁ」と思う。

私はどっちかなぁ・・・

中年よ、荒野を目指せ!!のフレーズも気に入った!!

中々旅できない方!!椎名本で「擬似旅」しよう!!