もんぱの北海道たより

現在、北の大地在住。寒がりのうちなーんちゅ(沖縄県人)が、日常のあれこれ!!書いています。

図書館の水脈

2019-01-05 11:02:17 | 本ネタ

竹内真(たけうち まこと)

「何か(面白そう本)ないかなー」と図書館内を歩き回っていた時に

偶然に見つけた1冊。

「当たり!!」でした。

村上春樹著『海辺のカフカ』が、引き寄せた縁。

売れない!?作家甲町(大学時代に、図書館で寝泊りした事がある変わった作家。)

とナズナ・ワタルのカップル(本好きナズナ・好奇心旺盛なワタル)。

三人の出会いと、図書館司書三ツ木さんとの出会い。

1冊の本から、人が繋がっていく。

印象に残った言葉:三ツ木さんの言葉

「図書館って人と本が出会うきっかけを提供する空間だから」(文中P224抜粋)

この本を読んだら、『海辺のカフカ』が読みたくなったー(笑)  

 



トキオ

2019-01-05 11:01:03 | 本ネタ

東野圭吾 (ひがしの けいご) 

拓実の一人息子、時生(ときお)は、先天性の病気を患い床に臥している。

意識不明の状態で、意識が戻るかどうかもわからない。

拓実は妻、麗子に今まで言えなかった「ある話」を話し出す・・・

1979年、浅草。ある日、拓実の前に突然現れたトキオ。

拓実について回り、あれこれいろんなことに口を突っ込んでいく。

鬱陶しく思う拓実、邪険にされてもめげないトキオ。

トキオ、お前は一体誰なんだ!?

この問いに「俺は、あんたの息子なんだよ」・・・

父親の青年時代に息子が父親に会いに未来からやってくる。

SFっぽい感じだけれど、内容は「父」と「子」の物語りだった。

ラストはホロリとさせられた。

 



ドリームバスター2

2019-01-05 10:35:26 | 本ネタ

宮部みゆき (みやべ みゆき) 

「1」の時は、「2」は、もういっかなーと思ってた。

しかし!!「2」入っちゃいました~引き込まれました~

「ドリームバスター」の世界に!!

ドリームバスターとは、簡単に言えば、

人の夢の中に入って逃げ出した凶悪犯を狩る「賞金稼ぎ」のこと。

(かなり、簡単に書いてしまった。(汗))

主人公シェンは、母親がその「凶悪犯の一人」

というヘビーな人生を背負ってる16歳の少年。

シェンを「D・B」として育て上げた「マエストロ」と一緒に

凶悪犯たちを追い詰める。

盛り上がったところで、続く・・・

となってしまったラスト。

これは、「3」も読むしかない!!


飛ぶ男、噛む女

2019-01-05 10:34:23 | 本ネタ

椎名誠 (しいな まこと) 

久々に、椎名さんの小説を読んだ。

5つの編に分かれそれぞれ異世界を

彷徨っているような不思議な感覚。

日常であり、非日常のような・・・

そこを舞台に男女が織り成すドラマ・・・

椎名さん、あなたはこういう本も書くのね。


トリップ

2019-01-05 10:33:14 | 本ネタ

角田光代 (かくた みつよ)

同じ町で暮らす人々だが、ほとんど一方通行の知り合い。

それぞれの視点でみた、町の人々の日常が書かれている。

傍目から見れば、その人がどういう考えで、

どういう生き方をしているのかわからない。

ある章では「主人公」ある章では「脇役」

リレー形式!?のように物語は進んでいく。

自分が思っている事と、他人が(自分について)思っている事。

違うんだ、と今更ながら感じた。