オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

津きの百姿 たのしみは夕貌たなのゆふ涼・・・

2017-08-21 | 月百姿

月岡芳年 月百姿

『たのしみは夕貌たなのゆふ涼 男はてゝら 女はふたのして』

現代語では 『楽しみは夕顔棚の夕涼み 男はててら 女は二布して』

明治二十三年届

 

 

 夕顔の実を細長く帯状に剥いて加工したものが干瓢ですね

 

 

国立国会図書館デジタルコレクション 063

 

江戸時代?、お百姓の楽しみはこんなことしかなかったんですね。

ててら:ひざ丈の襦袢

ふたの:女性の腰巻き。二幅の布で作るところから