月岡芳年が女性のしぐさを ~~そう と描いた美人画
「風俗三十二相」より
廿七 『 暗さう 』
明治年間(1868~1912) 妻君の風俗
明治廿一年三月十三日印刷
肩をはだけ、乱れ髪姿で行燈に火をつける奥さん
明治中期になると東京市内のほとんどが石油ランプによる
燈火に変わって来たという書き物も見受けられますが
一般庶民の家庭ではまだまだ行燈だったんですね。
行燈の明るさは豆電球くらいとか
行燈→ランプと来た後、東京市内に電灯が普及したのが
大正11年頃と言われていていますが
我々には電気なしでの生活は到底無理ですね。
廿八 『 あぶなさう 』
明治年間(1868~1912) 当時芸妓の風俗
明治廿一年五月一日印刷
着物の裾を持つ芸者さん
この絵の状況がつかめないのですが
下げた目線から足もとがあぶなそうなのは確かですね
草履が。。。
おはようございます。
『風俗三十二相』
廿七 「暗さう」
珍しく漢字をタイトルに書いてるね!
肩をはだけ、乱れ髪←狐さま変な妄想しちょるやろ?
「旦那はん。あたいは暗いほうが良いのに~灯りを点けろって。。。いゃ~ん。」
はね←( ・_・;)) お前さんの方が妄想しちょるやろ! きゃははバレた!
電灯が普及したのは大正時代に驚く!
それより枕元のタバコが危険じゃね?
廿八 「あぶなさう」
確かに芸子はんの顔が歪んでる!芸子さんは着物が高級だから草履は違う!
多分下駄だから。鼻緒が切れたりして
通りすがりの鯔背な男が現れてさ!
手ぬぐいをさいて直してくれる!
どうよ!えーー安物芝居の見過ぎ~~姐はん。ちょっと地味な着物だね~~
じゃ またね。ありがと。うふふ。ラロロラロレ
じゃ またね。ありがと。うふふ。ラロロラロレ
実にお久しぶりでごじゃいます。放浪の旅にて?女狐さまは釣れてない?
あ。間違った!連れてない!ごつんと。きゃはは(^∇^)おかえり~~
寂しかったから遊んでた!嘘だよ~ん
今夜はいっぱいお喋りだねso lovely💕
行ってらっしやい^^行ってきます❤
おかえり。
「暗さう」
煙草盆の炭が熾っているから常時熾してのかな←情事じゃーないよ。←ゴツン!
右手にもっているのはなんだろう。こよりか?
燐寸があったかないかの時代だから少し気になる
火打石で火を熾すのも大変だろうからね。
煙管の先がえらく曲がっているから煙草が詰められないよ~。
「あぶなさう」
着物が地味だからお囃子か宴会お酌の人だよね。
姐さん下駄が治るあいだ足をあっしの膝の上へどうぞ
うふっ綺麗な脚だねぇ ってか。ラロロラロレ
女狐たくさんいたけどヒモつきばかりのくたびれ儲け。
ここは蛹が殻を破るのを待つとするか。so lovely!