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私の敬愛するロバート・カジメロさん。著名なミュージシャンであり、歴史あるフラ集団(スクール)、ナー・カマレイを率いるクムフラ(フラの師)ですが、先週のメリーモナーク・フェスティバルでもやりましたね! 10年ぶりの出場で、見事、総合優勝を勝ちとりました。
メリーモナークはいわずと知れた、フラ界のオリンピックです。ロバートさんらは10年に一度しか出場しないのですが、もちろん、10年前にも優勝しています。その年は会場で観ていたのですが、今回はTV観戦でした。今年も、生で観たかったな…。
さてそのナー・カマレイが古典フラ部門で踊った曲が「カ・アハ・キル・レアレア・イ・カアコプア」。女酋長ペレウラが催した宴で、キルという古代ハワイのゲームが催されたことなどを詠ったチャントなのですが。これ、まさに2月4日の記事、「我がコンドの敷地にヒイアカ伝説が!」で書いた内容を詠ったものなのです!
詳しくはその記事を見ていただきたいのですが。女酋長ペレウラが家で催したキルを、女神ヒイアカとカウアイの王子ロヒアウが訪ねた…という伝説の舞台となったのが、このコンド周辺。この一帯の地名が、昔ペレウラと呼ばれたのでした。
ああ、やはり私とロバートさんは、以心伝心。同じテーマを長らく心に抱えていたのかな~(なんちゃって! 拙い冗談をお許しください)。
ただこの曲のことを初めて知って、私の書いたこと、少し訂正箇所があることを知りました。女酋長ペレウラの家や、その近くのヘイアウ(神殿)があった一角をうちのコンド&山側・西側に広げたあたりと推測しましたが、どうやらコンド&山側・東側に広げた一角のようです。
いずれにしろ、ロバートさん&ナー・カマレイ、おめでとうございま~す!
(冒頭の写真はチャイナタウン近くのヌウアヌ川です。女神ヒイアカ一行はホノルル港からヌウアヌ川を下って、ペレウラの家に向かったそうです)