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最近、やたらとイオラニ宮殿の話が多かったですね。ボランティアで毎週出かけているので、ついついそうなってしまいます~。
ハワイの公式な宮殿というのはこのイオラニ宮殿だけなのですが、各王族の私的な宮殿は、エマ王妃の夏の離宮(ヌウアヌ)とか、他にもございます。そしてハワイ島にも! カイルアコナの海辺にはフリヘエ宮殿が建ち、こちらも博物館として公開されています。
フリヘエ宮殿は1838年、ハワイ島総督かつ王族のジョン・クアキニによって建てられました。イオラニ宮殿よりも40年近く前の建物なので、溶岩や珊瑚で造られた比較的簡素な建物です。
クアキニ亡きあとは息子レレイオホク、その妻のルース王女に引き継がれ、ルースの死後はパウアヒ王女の手に。2人の女性達はいずれもカメハメハ大王のひ孫ですね。
その後はカラカウア王の所有となりましたが、遺産として残されたわけではなく、正式に購入したものだそうです。
昨年のハワイ島旅行で私はフリヘエ宮殿に行ってきたのですが、なんと、一度もブログで触れていなかったですね。スミマセン!(ペコリ)
残念ながら内部は撮影禁止でしたが、なかなか珍しい遺物があり、行ってよかったです。カメハメハ大王の槍(長~かったです!や、カピオラニ王妃がヨーロッパ訪問の時に持っていったトランクなども展示されていました。
その木製トランクはとにかく巨大で。私は最初、それがタンスだと思っていたほどです。王妃はそれを6つ持っていったとのこと。船旅時代の王族旅行の様子が、なんとなく理解できたような気がします。
こちらは宮殿の裏から見た海。美しかったです! 過去、さまざまな王族に愛された理由がわかる気がします。
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…さて、と! 9月中、続けてきた毎日更新の罰ゲームは一応、今日で終わりでございます。あ~、ついにゴールイン! 今後も毎日はとはいきませんが、ハワイの様子をしたためていきますので、どうぞお付き合いくださいね。
もう罰ゲームをする事態に陥らないよう、頑張って更新しま~す。