
レイバー・デ―の3連休が終わりました。家族でのんびりできました~と言いたいところですが、結構、怒涛の3日間(笑)。またポリネシアン・カルチャーセンターに出かけたり~。怒涛というか有意義、かな?
たとえば土曜日の晩は、近所のハワイシアターでナー・パラパライのコンサートを観てきました。シアターはハワイアンな装いをした人々でいっぱい! フラ関係の人々&ミュージシャンもたくさん駆けつけていて、それは華やかでした。
今回は、ナー・パラパライの再結成コンサートと銘打っていたので、彼らの音楽をすごく楽しみにしていたのですが。その実、過去のミス・アロハ・フラ(メリーモナーク・フェスティバルのソロ部門優勝者)をフィーチャーしたコンサートで、少し想像とは違っていました。
もちろん、それはそれで素晴らしかったです! 古くは40年以上も前のミス・アロハ・フラから今年4月に選出されたばかりのダンサーまで、23人が登場。翌日のコンサートではまた20数名が登場したようです。

過去のミス・アロハ・フラである現クムフラ&有名なダンサーの踊りは、さすがというか、一つ一つ胸を打つもので、ものすごく気合が入っていましたね。ただ踊る感じではなく、一世一代の踊りというか、全身全霊を込めて踊っていたと思います。
しかもそのミス・アロハ・フラのクムフラがすでに亡くなっている場合、なんだか、生徒のお踊りに亡きクムフラが透けて見えるといいますか。フラというのは各系統ごとの踊りが世代を超えて何十年、何百年も継承されていくものだけに、各ダンサーの背景に、過去のクムフラ達の姿が見えるような、不思議な感慨を抱きました。
ただ…。正直な気持ち、もっと純粋にナー・パラパライの音楽も楽しみたかったような気もする私。フラも素敵だけど、もっとおしゃべりとか、ナー・パラパライの魅力をストレートに楽しみたかったな~。そういうコーナーもあってよかったのではないかな?
な~んてことを、あの豪華なコンサートの後に考えるのは、贅沢というものでしょうか? …やはり私は、ひねくれ者なのかもしれませんネ。