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先日、カイムキに赴いた際、こちらの碑を久しぶりに見かけました。カイムキという地名の由来についての碑です。
カイムキ=カ・イム・キーだそうで、キー(ティーリーフ)で作ったイム(地中の釜戸)との意味になります。ハワイの伝説の小人族、メネフネが造ったものとか。カイムキには、メネフネがたくさんいたのでしょうね!
石碑の周りにはさまざまな植物も植えられていて、以前に比べぐっときれいに整備されていました。石碑をよくよく見てみると、「1972年」の文字が。かれこれ50年以上も前に設置されたものなのですね。
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…そういえば今週、インドネシアはフローレス島で、体調1mほどの人類の骨が見つかったとのレポートがありましたっけ。フローレス島はコモドドラゴンで知られるコモド島のお隣。こちらでは、ジャワ原人とほぼ同時代に存在したフローレス原人の骨が過去にも出土しています。
小柄な原人として広く知られるフローレス原人の骨としてはこれまで推定の身長1m6センチのものが最少でしたが、このほど、2013年に発見された一連の骨にさらに小さい原人の骨が含まれていることがわかったのだそうです。
ふだんから私は、メネフネ族の起源に興味津々なのですが…。ハワイアンの祖先は中国の下の方から太平洋を南下し、ポリネシア海域に到達したことがわかっていますから、もしかしてフローレス原人とメネフネ族に何か関係があるのか? ~のようなことを、以前の著書に書きました(2012年発行の「ハワイの不思議なお話」)。
メネフネ族との関りは推測にすぎませんが、なんだか太古のロマンを感じるフローレス原人のニュースではありました。メネフネ万歳!