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ラスベガスに旅立ったのは、もう10日前。ホノルル空港の新ウィングから深夜便で発ったのですが、もしかしたらそのピカピカの建物を利用したのは今回が初めてだったかもしれません。
そのエリアはハワイアン航空がもっぱら使うエリアだったのかもしれず(ゲート番号とかウィング名とか覚えておらず、スミマセン!)、ロビーのあちこちにハワイ文化にまつわるオブジェが飾られていて、驚きました。
たとえば天井を見上げれば、イヴァ(オオグンカンドリ)のオブジェが。イヴァは大型の海鳥で、ハレイヴァの地名の由来にもなった鳥ですね。ハレイヴァとは、【イヴァの家】を意味しています。その詳しい以来は…「ハワイカルチャーさんぽ」の「クイーン・リリウオカラニ・プロテスタント教会」の項をご覧くださいね~。
尾が2つに分かれているのが特徴で、ハレイヴァの海辺では空高く舞うイヴァの姿がよく見られます。
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そして待合ロビーのそこかしこには、半円の花ナウパカのオブジェが立っていました(冒頭の写真)。ナウパカは身分違いの男女の悲恋物語が残る伝説の花で、2つ合わせると円型になります。ナウパカを知らない人だったら、パッと見た瞬間にそれが花をかたどったものだとわからないかも?
これまでも空港内にはカルチャーな写真や絵画が飾られてはいましたが、ここまで直接、カルチャーをテーマにしたオブジェがあしらわれているのを見たのは初めて。旅立ちを前に、なんだか嬉しくなりましたー。