いよいよ明日。
部屋の賃貸契約をしに行きます。
保証人はご主人の立場を借りた
けれど
初期費用はもちろん
家賃も生活費も
これからは自分で払って行きます。
無職で50代の私。
不安がない訳もなく……
今は
離婚しないでいてくれる
ご主人だけれど
この先も
夫婦でいられる保証なんて
どこにもない。
未来は見えない。
明るい未来も。暗い未来も。
それは誰も同じ。
自分で決めた事なら
やるしかない。
例えエンディングが
孤独死だったとしてもね(笑)
私は同居が嫌い。
だからこの家を出る。
同居のために
実家を建て替えまでしてくれた
ご主人を裏切って。
でもね。
あくまで個人的見解だけど……
旦那の親との同居で
上手くいかない一番の原因は
旦那にあると私は思う。
全てをご主人のせいだって
言うわけではないです。
でも
私たちの間には子供がいない以上
姑と私を繋げるのは
ご主人だけだったのも事実。
私が姑と上手くやっていけるような
明るくて積極的で
甘え上手な人間だったら
問題なかったかもしれないけれど
私はそんな立派な人間じゃない。
今回の物件が決まってから
ご主人の言ったことで
許せなかった言葉があります。
物件が決まれば引っ越しがあります。
ご主人が私に言いました。
お母さんに
もう伝えないとと。
まだ本契約は済んでいません。
引っ越しの日にちも決まっていません。
そんな今なのにです。
姑は
義弟や義姉がこの家に来る時
私に前もって知らせてくれたでしょうか?
何も伝えず突然家にいたのが現状。
なのに私は
まだ契約さえも済んでいない状態で
出ていくと伝えなければ
いけないのでしょうか?
ご主人は部屋を探すにあたって
離婚はしない
休みの日は泊まりで帰ってくること
を、私との約束にしました。
なので私は
引っ越しのことも
特に姑に伝える必要もない。
そんな風に思っていたのです。
二重生活になるだけなのだと。
私がこの家を出るにあたって
今後は姑が
洗濯をしたりご主人の夕飯を
作ることになるのだから
私からきちんとお願いしなければ
ならないのかもしれないけれど……
私がこれまでも
別々でご主人の分の夕食を
半分づつ作ることを提案したのも
姑が何も決めてくれず
不満そうな行動ばかりで
私なりに気を遣ったからだったし
姑が私に言ったのは
貴女もご飯作りたいでしょ?だった。
この言葉。まるで
ご主人のご飯を作るのは
母である姑が当たり前だけれど
「あなたも奥さんだから一応作りたいでしょ?」みたいに
私には聞こえてしまった。
お風呂の時間も
全て姑の都合に合わせてきた。
姑が義弟の嫁である
「くれないさん」に子守りを頼まれれば
私は自分の夕飯を早めて
姑が帰るまでにお風呂を済まし
姑が子守りを頼まれない日は
姑はいつも我先にお風呂で
綺麗なお湯に入ることは出来なかった。
それも
子守りは前もって決まってる時もあれば
当日決まる日や変更もある。
その度に私はその
くれないさんの都合による
姑の都合に合わせてきた。
その間、ご主人には何度となく
愚痴もこぼしたし相談もした。
その結果が
今回の別居だった。
私は内心。
ご主人に捨てられた
と思っています。
もちろん
悪いのはご主人ばかりじゃない。
姑やくれないさんだけじゃない。
当然私のせいでもある。
でもその結果が
夫であるご主人と離れることなら
やっぱり捨てられたのは
私の方かなって。
現実的には
ご主人は今の家のローンもあるし
母親を見捨てられないという
ちゃんとした理由は
あるのだけれどね。
不安や寂しさや悲しさは
どうしても持ってしまう。
そして。
姑さえいなければ。
くれないさんさえいなければ。
と、他人を恨み。
私が若くて
ご主人との子供が産めたなら。
こんな性格じゃなければ。
と、自分を責めたりもする。
それでも別れは
少しずつ近づいています。