もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

悲しいのも寂しいのも仕方ないこと。

2024-07-19 16:10:00 | 家族
運命って。
誰が考えて誰が決めるんてしょうね。

前の夫が亡くなって早3ヶ月。
幾つもの『偶然』?が重なって。
気持ち悪いくらいです。


前の夫が亡くなって。
子供たちの引っ越しを考えた時に
出て来る問題と言えば…
家はどうする?
引っ越しはどうする?です。
 
1枚のチラシが入って来ました。

便利屋さんのチラシです。
引っ越し、家屋買取、解体、遺品整理…なんでもありの便利屋さんです。

チラシって、ちょっと怪しいですよね。
でも。引っ越しと遺品整理は頼めるのではと連絡。

チラシの会社は小さそうでしたが、グループ企業らしく、色々な部門があって大元は大きい会社らしい。

それでも、不動産は不安だけれど…

ご主人は、去年から宅建の勉強をしていました。
これも、偶然なのか?
ご主人が前の夫が亡くなった後のことを考えて勉強してくれていたのだと私は思ったけれど(前の夫が癌で長くないことを知ってから勉強を始めたので)
ご主人本人は「将来、定年したあとの仕事のため」なんて言ってましたが。

ご主人が宅建の勉強をしてくれていたのが、どれだけ心強かったか。
万が一相手が不利なことを言ったり、嘘を言ってきたら分かるかもしれませんから。

偶然だったのは、便利屋さんのチラシと、ご主人の宅建の勉強だけじゃありませんでした。

前の夫の癌が分かった頃……
ご主人の実家の隣に『司法書士事務所』が出来ました。

家を売る前に、まず、前の夫になっている家の権利を、息子に移さなければなりません。
前の夫の家→息子の家→売却。なので。
その書類手続きを行ってくれるのが、司法書士さんです。

亡くなった前の夫は、別の司法書士を考えていたようですが…
そっちの司法書士は、前の夫の母親が亡くなって家を相続する時に不備があったのを、こちらの司法書士さんが初回の無料相談の段階で発見してくれたので、こちらにお願いすることに決めました。

近くて連絡は取りやすいし、書類の受け渡しも直に出来る…そんな司法書士事務所が近くに出来るなんて…
偶然なのか?運命なのか?
はたまた亡くなった前の夫の導きなのか?
ちょっと怖いくらいです。


司法書士さんの書類も終わって。
いよいよ家屋の売却手続きです。
近々あの家は他人の物になります。

私が初めて結婚して住んだ家で
子供たちが生まれ育った家で
前の夫が亡くなる寸前まで過ごした家で…
とにかく私にはたくさんの思い出がある家です。

悲しくもあり。寂しくもあり。
でも、どうしようもなくもあり……

ただ今は。
時の過ぎるままに
運命の流れるままに
過ごしている感じです。