わが記事 メイプル通信2021年4月号
記念にコピーで残そう。
富ケ岡の森は、天然林があり苗畑周辺は定期的に下草刈りなどが行われている。衛星写真で見ると、森 と草原の様に目に映る。遊歩道に沿って(長さ 50m、左右 道端より 2m,1 区画=200m2)樹木を調べた。 紙面の制約で詳細はカットし結果を要約する。 調べた森の面積は 1800m2、樹種 31、樹木数 276。 苗畑周辺 2800m2、樹種 29、樹木数 193 で あった。林床は、概ねチシマザサ、クマイザサ・ハイイヌガヤ。樹木数の内容は概略、下記の通り。 森 276 本=100 として シナノキ 23.9 ミズナラ 15.6 ホウノキ 6.5 イタヤカエデ 6.2 ハルニレ 5.4 ~約 50.5 以下省略 周辺 193 本=100として ミズナラ 12.9 ハルニレ 9.8 トドマツ 9.3 シラカンバ 8.8 コナラ 8.3 ヤナギ 7.8~約 57.9 以下省略 要約すると森は、シナノキ、ミズナラが優占種で約 40%を占めている。 周辺は、ミズナラ、トドマツが上位を占めるが、若年木が多い。 長期間、休耕地であったせいかドロノキ、ヤナギ、シラカンバの 3 種で 22%を占めている。 富ケ岡の森は、シナノキーミズナラーハルニレを主体にチシマザ サークマイザサの出現する率が高い。