6月29日京都の貴船の川床を体験してきました。たまたま地元の先輩達との酒の席で、「貴船の川床」へ一度入ってみたいので馴染みのところが有れば教えてほしいと話していたら、東急ハーベストクラブのメンバーさんが、一緒に行こうと今回の企画をしてくれました。京都ハーベストホテルに宿泊し、夕方貴船の川床までタクシーで往復送迎してもらって、なんと18000円だそうです。折角なのでもう少しリッチにということで「はもしゃぶ」を追加しても20000円でした。6月末と言う事で梅雨の真っ最中。雨でも
なり「はもしゃぶ」を頂く頃には我慢していた私も羽織を借りようとしたら、もう無いとのこ とでひざ掛け毛布を羽織ってその場を凌ぎました。食事も終わって表に出るとあたりはもうすっかり日が暮れて真っ暗でした。帰りがけに蛍が見えると言うのでタクシーを道端に停め、蛍狩りを楽しみました。残念な~まだ奔りということで乱舞と言うわけには行かず、カメラで捕らえる事は出来ませんでした。
先日、ある人のご招待で、大正時代からの老舗得仙で季節外れのあんこう鍋を頂きました。本来あんこうは冬の風物詩。得仙は中々予約も取れない老舗。やっと予約が取れたとのことで、お邪魔できたのは4月の下旬でした。何と無くアンコウはもう終わりじゃないのかと思いながらの初体験でした。八丁味噌仕立てのスープの入った土鍋が七輪と共にセットされ、先ずは伊勢海老と牡蠣が投入されました。土鍋から取り出された出汁にアンコウの肝のペーストを加え、少しづつ溶かしながら、伊勢海老や牡蠣を頂きました。その後投入された、アンコウの身、皮、胃袋、卵巣を煮えた所から順次取り分けていただきました。八丁味噌仕立てでアンコウを頂くとは想像もしていませんでしたが、伊勢海老や牡蠣の出汁の出たところで頂くアンコウの各部位は珍味そのものでした。デジカメを持参したにも拘らず、店の雰囲気と、女将に圧倒され、料理を撮影するのも忘れてしまいました。たまたま知り合いがフェイスブックに載せていた写真をシェアさせていただいて紹介させていただきたいと思います。 満足満足の1語に尽きる体験でした。ひょっとしたら、来シーズン市場でアンコウを見つけたら自分でも再現するべく挑戦したいと思っています。当然老舗の味にはとうてい及ばないとは思いますが・・・・・・・?